綿入れ半纏（はんてん）

　　　　　　


　　　　　　全国的に真冬の寒さ　　　大阪でも日中の最高気温が８℃


　　　　　　 日本海側は雪のところも　・・・とにかく寒い！　



　　　　　　

　　　　　　余りにも寒いので重ね着しても肩の凝らない部屋着を探していたら

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　亡き義母が作ってくれた半纏があったのを思い出して広げてみた


　　　　　


　　　　　　


　　　　　　ご自分の着物を半纏に仕立て直して作ってくれた物


　　　　　　昨年１３回忌の法要をしたので既に１０年以上も経っている


　　　　　　

　　　　　　着物を一着仕立てるのに必要な生地は１反


　　　　　　半纏はその半分の生地で作れるので（半纏と云われる理由）


　　　　　　 ご自分用と私のと同じ生地で２枚作って下さっていました


　　　　　　お義母さんは着ることなく亡くなられたので


　　　　　　　　　　　躾（しつけ）を付いたままの状態で仕舞ってありました



　　　　　　

　　　　　　当時私には少し地味な気がしたので・・・・そのまま箪笥に収め


　　　　　　もう一枚はお義姉さんに着て貰うことにしました






　　　　　


　　　　　　既製品の半纏と違い着なくなった上等の絹織物「結城」と云う生地で


　　　　　　中綿にはお蚕さんから採った「真綿」が薄～く入っています


　　　　　　

　　　　　　確かあの時ご自分のは「筒袖」で


　　　　　　　　貴女は若いからと云って丸みのある可愛い袖に仕立てくれました


　　　　　


　　　　　　


　　　　　　何も羽織っていないような感覚・・・風を通さず軽くて暖かい！


　　　　　　きっとお義母さんの優しい心も入っているからでしょうね　


　　　　　　

　　　　　　今年の冬は愛用させていただきま～す　

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　ちょっと地味かな？・・・歳甲斐もなく未だ言ってる～（＾＾ゞ