蓮の浮き葉

　　　　　初夏の今頃　葉っぱを出し始める我が家の蓮の花


　　　　　　　初めは水面に貼り付くように　小さな「浮き葉」が出てきます



　


　　　　　



　　　　　浮き葉が水面を被うと


　　　　　　　　　　　浮き葉の後に水面から茎を立てて「巻き葉」が出ます


　　　　　巻き葉の茎はどんどん伸びてから葉が開きます　


　　　　　　　　浮き葉と立ち葉は全く別のもので浮き葉は水面に浮いています




　


　　　　　

　　　　　これが「立ち葉」・・・要するに「本葉」です





　




　


　　　　　


　　　　　見ているとなかなか風情のあるものですね


　　　　　

　　　　　この「浮き葉」を詠んだ俳句がいくつもありました



　　　　　　　　　波なりに　ゆらるる蓮の　浮き葉かな　　　　　正岡子規


　　　　　　　　　池蓮の　　浮き葉水こす　　五月雨　　　　　　正岡子規


　　　　　　　　　一面に　蓮の浮き葉の　　こまごまと　　　　　高浜虚子


　　　　　　　　　擂鉢に　蓮の浮き葉の　小雨かな　　　　　　　河東碧桔桐　


　　　　　　　　　蓮一葉　うくやうれしき　　ものの数　　　　　岩間乙二　


　　　　　　　　　浮き葉　巻き葉　立ち葉　折れ葉とはちすらし　山口素堂　



　　　　　もっともっといろいろな俳人が詠んでいますが


　　　　　　　　　　　　　　　　　　好きな句を少しだけ選んでみました





　



　　　　　これから立ち葉（本葉）が日増しに大きくなります


　　　　　今年は友達が送ってくれた「一天四海」と云う種類も植えました


　　　　　　　　　　　　　
　　　　　どんな花が咲いてくれるでしょうかねぇ？　


　　　　　　　　　　　　　　　気がかりでもあり　楽しみでもあります♪





　　　　　昨年７月１日に撮った画像です　

　　　　　　　　　　　　後４０日位経つとこんなに大きな葉に成長します