「柊の 葉の間より 花こぼれ」と高浜虚子が吟じているように
目立たない花より先に木犀のような香りに誘われます
季語は初冬 モクセイ科の常緑小高木で木犀の白い花とそっくりです
木犀の白花は銀木犀と云いますが柊の葉は触ると痛いギザギザと棘があります
節分にイワシの頭を挿して置くと痛さに鬼も逃げ出すと云われるあの木ですね
花は真っ白で目立たない小さな可愛い花で凛とした芳香を放っています
今は植えてないのですが昔我が家にあった柊は花が咲きませんでした
柊の生態はよく分かりません(^^ゞ
冬の今の時期は花が少なくて殺風景ですがこんな花を見ると愛しいですね
近くに鉢から溢れ出ている赤い花がありました
よく見ると花ではなく多肉植物の葉が寒さに耐えて紅葉しているのだそうです
鮮やかな紅葉は寒さに当たるといっそう真っ赤になるそうで
「火祭り」と云う花名だそうです
冬に赤い植物を見ると少しは温かさを感じますね
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