毎年 この時期になると届けて下さる近所の人がいます
ご主人が和歌山まで行って釣ってくるそうで
紀州の潮の流れの速い海底で育ったいさぎは身がしまって美味しいと評判
麦が収穫の時期をむかえ青色から茶色に変わった小麦畑は
まるで秋のような光景なので「麦秋」と云われ初夏の季語になっています
活きの良いのを頂いたので鮮度の落ちないうちに調理しないと・・・
滅多に使わない出刃包丁と刺身包丁を出して鱗から取り始める
一番大きなのを選んで三枚におろしてお刺身に・・・
画像は鱗 内臓 子(メスは卵 オスは白子)取り除いた二枚おろし
さあ~これから腕を振るわなくちゃ~・・・・〔笑〕
骨が硬いので「鍛冶屋殺し」と云う地方もあるらしいです
ちょっと物騒な言い方ですね
いさぎは年中獲れるのですが特に初夏の頃のは脂がのっていて
何と云っても刺身にして食べるのが一番美味しい!
一応 「いさぎの姿造り」らしき一品が出来上がりました~
素人の私が調理したのですから少々不細工ですが・・・(^^ゞ
産卵を控えた今が子(卵)もしっかり入っていて煮付けも美味しい!
産卵後は味がおちて旨味が半減します・・・まさしく今が旬
我が家の魚の煮付けは醤油 味醂 酒 に砂糖を少々加えます
いつも目分量ですが・・・・(^^ゞ
魚好きの家族は美味しいと言って食べてくれます・・・ちょっと自慢
私方では「いさぎ」といいますが・・・
地方によって「いさき」と言ったりいろいろな名前があるようです
今頃が旬なので「麦藁いさぎ」や「梅雨いさぎ」「青葉いさぎ」とも云われ
魚の名前ひとつにしても日本人の感性と食生活の豊かさが分りますね
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