何事も願い事の叶えて下さる神様として
地域の人々には「白砂さん」と親しみをもって呼ばれています
元々 郷土の氏神住吉神社の境内にあり拝殿正面右の御神木として
植えられていた樹齢約200年の銀杏の木だそうです
大正10年市電開通の為 神社敷地を現在地に移転した際
境内の一切の建物を解体 樹木を切り倒し
最後に銀杏の木に手をかけたとき怪我人や死人が続出したので
周囲に鉄の玉垣を造り神木として残して信仰するようになったそうです
昭和20年の大阪大空襲の時も 地区全体が爆撃で焼け野原になり
数十件が焼け残っただけの惨事の時にも猛火の中銀杏の木は残ったそうです
昭和23年には小さな御堂を復興させお祀りしていて
その後 毎年5月第2日曜日
地域の人々(白砂奉賛会)により祭礼を執り行っています
昨年の東日本大震災後には「絆」の大切さを実感させられました
平素から近隣相寄り地域の「絆」を深めておくことは大切なことですね
御神木「銀杏の木」と御堂の中の「白砂大龍王」が
近くでご守護下さっているので心強い限りです
銀杏の新芽も日に日に成長して深緑色になってきました
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