安藤先生の月刊ブログ 「きらめき」

何気ない毎日に"きらめき"を感じていますか?

負けないで!

2007年07月02日 | 月刊ブログ
 雨交じりの灰色の景色の中、今年もやっぱりアジサイの薄紫がうっすらと映えています。
 今、IBAは、7月からの大型夏休みに入り学生の数も半減し、少しばかり静かな学校になっています。
しかし、これから2ヵ月、公務員志望の学生は勝負をかけて勉強しなくてはなりません。
 先日、このIBAで、公務員の合格体験発表会が開催されました。講演してくれる学生は4名。もちろん卒業生です。
 長崎県職員の警察事務に採用されたNさん。国家Ⅲ種の機械の技術で合格したS君、佐世保市消防に勤務しているT君、長崎県警で活躍しているK君。
 それぞれ在学していた頃が、ほんの少し前のことだけど懐かしくよみがえってきます。
 特に、消防士にあこがれてあこがれて、絶対に消防士になりたいと口癖のように言っていたT君。「消防士が一番かっこいいですよね!」とひたすら勉強していました。そしてとうとう夢をかなえて、IBAに帰ってきてくれました。後輩のために勉強の仕方など発表してくれました。ありがとう!
 私が一番思い入れのある学生の中の1人であるS君。夢を実現するのに3年かかりました。諦めないでよかったね!
本当に、そう思います。1年目、自分自身でも言ってたように模擬試験でも下から数えた方が早いくらいで点数も伸び悩んでいました。しかし1年間休むことなく真面目に学校に来ました。2年目、7ヵ月のゼミに教育保障制度で再度チャレンジすることを決意し頑張りました。そして警察官の1次試験に合格することができました。よかったねと握手して喜び合いましたが、2次試験で不合格。
 3年目、昼間はIBAで自習をし夜は夜間講座に出席しました。そしてその年の秋、3つの試験にみごと最終合格したのです。今、国家Ⅲ種運輸局に決めました。
 合格体験発表会では、S君は振り返ってこう話してくれました。
「大変だったけど、悔しくて絶対諦めたくなかった。」
発表会で前に出て壇上で話すS君は、相変わらずやさしいけど、たくましく頼もしい青年になっていました。在校生からの質問にも、積極的に答えるS君はもう立派な公務員でした。
 毎年、いろんな学生がIBAに入学し、夢をかなえようと努力しています。
 「負けないで」・・・苦しさに辛さに、そして自分の気持ちに。

先日、ZARDのボーカル坂井泉水さんが亡くなって、名曲「負けないで」をテレビでよく聴きます。この曲にたくさんの人が励まされました。

  負けないでもう少し 最後まで走り抜けて♪♪♪
  負けないでほらそこに ゴールは近づいている ♪♪
  どんなに遠く離れてても 心はそばにいるわ 追いかけて遥かな夢を♪♪♪

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