神鳴り3

後期高齢者になりましたが、ますます若々しくありたいと願っています。どうぞよろしくお願いいたします。

認知症は、なった人も辛いんですね

2021-12-26 11:56:32 | 日記
今朝の、「団塊シニアのひとりごと」さんの記事を読ませていただくと認知症はかかった当人も辛い病気のようで、シニアさんのご両親も苦しまれたと書かれています

我が家の義母も晩年認知症になりましたが、そこまで辛い思いをしていたとは気づきませんでした。

ただ、認知症になる前は非常に気位の高い、棘のある人でしたが、認知症になってからの義母は、その棘がなくなっていました。

嫁の私としては、若い頃の義母のような棘のなくなっていたことは有り難かったです。

ですから比較的楽にお世話させていただくことができました。

が、この記事を読ませていただくと、本人の義母は密かに苦しんでいたのでしょうか。

なら、かわいそうでしたね。

もう最後は嫁姑の恩讐を超えてお世話させていただきましたが、嫁の私は不覚にも、そこまでは思いがいたりませんでした。

実の娘だったら思いやれたかというと、否だったと言わざるを得ませんでした。

その証拠に義妹は私達が義母の世話をするために引っ越してきてから一度も来なかっただけではなく、それ以前も、来ると義母と喧嘩になっていたと聞いていましたから。

義妹は義妹で義母に対しては恨みつらみがあったようでした。

まだ義娘の私のほうが割り切ってお世話をさせていただけたかもしれません。

あれほど気位の高い人だったから、認知症になり始めの頃はさぞ辛かったことでしょう。

しかしそんな素振りも見せなかったことは、やはりそれが義母の矜持だったでしょうか。

ということは、矜持がありながらも、己の認知症に対峙しなければならなかったわけで、これはこれでとても辛いことだったかもしれませんね。

だからこそ最後は物わかりのよい人になってくれたのかもしれません。

最初からこんな人だったら私も苦労しなかったのにと何度も思いました。

認知症は、どんなに頭のよい、気位の高い人でもなることが怖いですね。 

私は、認知症になりかけたら、いの一番に安楽死させていただきたいです。

そのためにも安楽死の法制化を望みます。

★安楽死いちばん欲るは認知症なりかかりたる人かもしれぬ

★難聴の孤独の老後よりさらに怖いは認知症かもしれぬ

★安楽死誰(た)がさせるかと問ふ人よそれはこれから考へること

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
kencyanです、 (knsw0805)
2021-12-26 12:04:44
おはようございます。
今朝の文章は素直に読めましたね。
そして「安楽死の法制化」は大賛成です。
昔からそのように思っていました。
割り切って考えることが重要だと思っています。
この法制化のために「身を粉にして働く議員」の誕生を望みます。
返信する
Unknown (びこ)
2021-12-26 12:10:02
@knsw0805 さんへ

賛成していただき、ありがとうございます。

私の場合は切実なのです。

今なら安楽死も従容と受け入れられると思うのですが、今より年取ると、どうなるかわかりません。

ですから法定化に尽力してくれる政治家を待望します。
返信する
びこさん こんにちは (4321mtmt)
2021-12-26 13:22:08
認知症専門の先生の講演を聴いたことがありますが、
認知症の人は自分がおかしくなって、崩れていく課程を知っているそうです。
自分が他人からどんな評価を受けているのをちゃんと知っているそうです

認知症の残酷さは「じゃ、どうしたらいいのか?」がわからなくなってしまうこと。
だそうです。
返信する
Unknown (びこ)
2021-12-26 13:48:49
@4321mtmt さんへ

それなら、なお残酷ですね。

義母も認知症になってから仲良くしていた俳句仲間に会ったあと、「私が認知症になったから…」と悔しそうに話していましたが、馬鹿にされたことはわかったのでしょうね。認知症になったからといって絶対馬鹿にしてはいけないと思いました。
返信する
 (ハイジ)
2021-12-26 15:51:30
認知症 自分が変わっていくことが認識されるのは知りませんでした。辛いでしょうね。
尊厳死も認めて欲しいですね。人としてのプライド。
生きることは難しいですね。
楽天家のびこさんの御主人は生きることの達人?
大いに学びましょう。
返信する
Unknown (びこ)
2021-12-26 15:55:53
私も、本人がそんなに辛いことを知りませんでした。義母は私の夫と同じで楽天的なところもありましたから、認知症になっても悩んでいるとは思いませんでした。でも、辛かったかも。
返信する