読書メモ

読了
◆ISOLA -十三番目の人格(ペルソナ)- 貴志 祐介
知人からもらった本です。ありがとう！岐阜へ行く新幹線で読みました。
この日の為にとっておいたのですが、面白くてついつい読み進めてしまい
2時間で読破してしまった。なるべくゆっくり読むようにしていたのに。。
帰りの車中どうすんの状態。しかし怖かった。
個人的には終盤の、ホテルにいる時にだんだん近付いてくるところが一番ホラー。
といってもホテルの廊下をこっちに向かってやってくるとかではなく、
ホテルの前の道路を通り過ぎていくだけなんですけどね。
さとられまいと息を潜める様子とその微妙な距離感が生生しかった。
ラストも好きだ。何回か読み返しては絶望感を味わう。

◆君が降る日 島本 理生
恋人が交通事故に遭い亡くなる。運転をしていた恋人の友人を恨む気持ちは
お話の構成上必要なので描かれている訳だが、その割に事故原因になった子供と
その保護者出てこない。
いらないから省いているだけかもしれないけど、
ちょっとご都合主義っぽさを感じる点多々アリ。

◆閉鎖病棟 帚木 蓬生
帰りの新幹線用に買いました。タイトルを見て怖い話かと勘違い。急いでたからなー。

◆ プラ・バロック 　結城充考
クロハ、などのネーミングが個人的に気になりつつも。
うーん、いらないとこに文章費やしてもっと欲しいところにない感じ。

◆思い出トランプ　向田邦子
オススメを受けて向田2冊目。なるほど、エッセイがそのまま小説に生きてるのがよく分かる。

これから
◇ショットバー　麻生幾
◇この胸に深々と突き刺さる矢を抜け（上）
◇心にナイフをしのばせて
◇風花　川上弘美