WILD FANCY ALLIANCE

まともじゃねえ…あんたらまともじゃねえ…

続き

2008-07-29 00:37:03 | お出かけ・旅行記
時間が空いてしまいましたが…

カルロ・ザウリ展
http://www.momat.go.jp/Honkan/carlo_zauli.html
建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳展
所蔵作品展「近代日本の美術」
と、三つの展示を梯子。
しかも竹橋到着18時。閉館まで2時間だったので駆け足でした。
(金曜日だけ20時まで開館してます)

でも夕方~夜の美術館はいいものですね!
途中、休憩室でぼーっとしたりして(画像)。時間ないってのに…。

カルロ・ザウリが目当てではなかったけど、見てみたらすごくよかった。
アンフォルメルなやつがいい。
「ザウリの白」も触ってみたくなるような美しい肌感。
ラストにあったタイルがこれまた意外で(日本では初公開?らしい)
しかも完璧なグラフィックなんだなー。
あああ、欲しい、あんなの敷き詰めた家に住みたい。

「建築がうまれるとき」は、メルクリと青木という2人の建築家を
同居させた意味合いが引き出されてなかった気がする。分断というか。
でも青木氏の展示がおもしろかったから満足。
クライアントから家の設計を頼まれる→思い描いた家の立体(ミニチュア)を作る
→クライアントから要望がくる→それをふまえてまたミニチュアを作る→こうじゃ
ないなと試行錯誤してまた作る…
で、全部で20工程分のミニチュア(しかも1工程につき4~5個作ってる)が並んで
いて、それを追いながら見ていくのが楽しい。人の頭の中のぞいてる感覚。
この展示だけなら大人420円で見られますので、オススメですー。

近代日本の美術、あんなに駆け足じゃなくてじっくり見るに値する作品ばかり
だったのに…あと一時間早くいけばよかった!と後悔。

という訳でばーっと見て廻り、ミュージアムショップでお土産を買い、
夕飯はスープストックを買って、ルパン三世を見ながら。