あくまでも、7シーズン(年)の経験上ですので、あしからず
背景
まず、スルメイカとマイカ(ケンサキイカ)の違いが判らないと、
マイカはなかなか釣れないでしょう。図鑑でも検索でも、何でも
結構です。勉強してください。
その生態上、釣り方が圧倒的に違います。
また、若狭湾のマイカ(称=アカイカ)は、同種類の瀬戸内や山陰
のマイカ(称=シロイカ)とも生態が違います。
結論=若狭湾マイカは、全国、他のどのイカよりも臆病です。
道具
そんなマイカに合った道具でしか釣れない、と言っていいでしょう。
なので、他地域で釣れる道具でも釣れ難いです。特に、人間の
勝手で便利にしてある道具は釣りをさらに難しくします。
参照=http://blog.goo.ne.jp/kinkoumaru/d/20130804
釣り方
まず、イカ釣りとはタナ(深さ)探しです。魚釣りは一定のタナで充分
ですが、イカは水深0m~約200mまで、どこに居るかわかりません。
a..大群が居るようなら、そこばかりを狙います。
b.連続しなければ違うタナを探しましょう。
c.オススメは、例えば、60mからスロー巻き上げで20m付近まで
探す、です。
前にも書きましたが、20m・60m・30m・50m・20mと当たることもあり
ますから、20mで当たったからといって、そこで待っていては3ハイ
見逃しているのです。それぞれトリプルなら9ハイの損です。
次に、誘い、は要りません。
前述したように、非常に憶病なので、見てはいますが、動くモノには
掛かってきません。置き竿&船の揺れで充分です。船の揺れ=竿の
揺れ、が止まった時に乗って(掛かって)くることがほとんどです。
次に、アタリの判別。
ハッキリ言って初心者には解りません。怪しかったら、上げて見て
下さい。若狭湾マイカは、1ハイ掛かっていても時々しか引きません。
次に、巻き上げ、と、取り込み。
食べてみればわかると思いますが、非常に柔らかいイカです。簡単に
足が切れます。身が裂けます。素早くかつ慎重に。
水面では、いわゆる『鉄砲水=墨吐き』で逃げようとします。落とさない、
外さない、ように。
総合
ポイントは上記ですが、船頭のマネ、釣れている人のマネをすれば
良いのです。知り合いがやってるからといって、下手のマネをしても
釣れないのはあたりまえです。
感想・考察
多分、自然に対しての事など、あたりまえの事をあたりまえにやる
しかないのだと思います。奇をてらったりしても反応はありません。
ダマす部分は、夜に集魚灯を点ける事で、船が既にやり終えています。
ま、かと言って、自己流で楽しくやって頂くのもありです
楽しい釣行ができますよう、できるものは何でも提供いたします
なんでもご相談ください
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