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後輩の病気・若年性アルツハイマー

2012-01-27 21:33:42 | つれづれなること

かねてから報告をしていた高校時代の後輩。
そろそろ病名を明らかにした方が何か情報も入るかなと思って、
今週記事を書こうかと思っていたんですよ。今週末(明日です;)に集まりがあるんですが、
その前かな?その後かな?って思っていました。

後輩の病気は、若年性アルツハイマー。お父さまからの遺伝だそうです。
お医者様が言うには「若年性といってもそれが指すのは50~60代のこと。
40代で発症するのは珍しい」とのこと。(発症した時は43歳かな?)
後輩が発症していると知ったのは、昨年の春だったと思いますが、
2010年11月に予定していた高校の時のクラブでの同窓会を企画した時にはもう症状があったらしく…
最初は真っ先に参加申し込みを、代表してくれた後輩Sさんにしてくれたそうなのですが、ご両親から反対され来られませんでした。
そして春にはもうバスにも乗れない、お金の計算も出来ないくらい進んでいて、
それでもSさんに手紙は書けたんです。
それが昨年秋にはやっと字を書いている風な文字で。

若年性アルツは進行が早いように聞いていたのですが…
それが、本当に早くて、
本当に早くて、つい先日、今月10日に亡くなったそうです。

直接原因はくも膜下出血だったそうです。アルツの影響でしょうね。
彼女にしてあげられる事いろいろ急いだ方がいいのではとは思っていたのですが、そうもいかず、緊急性がわからない人もいたし、私も「間に合って欲しいな」とは思っても「間に合わないかも」なんて思っていなかったし。

同じ病気のお父さまが2010年12月に亡くなっているというので、ほぼ一年しかたっていません。お母さまのことが心配です。
クラブの同窓会に行かせられなかった事を後悔してらっしゃるそうです。
我々の中では、直接連絡を取っていた後輩のSさんが一番ショックだったでしょう。
やはり仲間内でも「温度差」があり、なかなか同じ歩幅でやっていく事ができませんが、
明日は来られる人だけ集まって寄せ書きみたいなものを書いてきます。

 

クラブの同窓会を開く事にしたのは、「会えるうちに会っておこう」と言う気持ちがあったからです。
みんないつまでも元気とは限らないんだから・と。
それが、会うことが叶わず、その上「できることがあるうちに何かしよう」ということも実現しきれず。
「間に合ううちに行動」と言う意識がありながら、どれも実現しなかったと言うわけです。
他の人には会えた。うまく行かない相手もいる。
そういうことかもしれません。
思い通りに行かないのは普通良くある事です。
でも気が付いていながら回避できなかった・と言うのは、なんというか…
仲間には「今やらないと。次の機会があるとは限らないんだよ」とも言いました。
(諸事情あるとわかったうえでの会話です)
人は突然死ぬものです。
その前に何かしてあげたい、と言うのは間に合わないのが当たり前なのかもしれません。
やはり、一番大切なのは、日頃の交友、なのかもしれません。

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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (月子)
2012-01-28 15:55:50
お疲れ様です。
後輩亡くなられたのですね・・・
『温度差』難しいです。この人とは、これは合うけどこれは合わないとか、どうして私の思いが伝わらないの?とか。
考え方の違いだから仕方ないけど、こちらとしては納得出来ない事もありますよね。
わかり合えない時、私はそういう人からズルズルと引き下がっていくような気がします。
けろさんは?わかってもらえるまで言い続けられますか?
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Unknown (ばび)
2012-01-28 17:38:04
そうだったの~~~
計画どうなったのかな?って思ってたんだけど
残念でしたね。
人数が多いとそれだけの気持があるわけだから
統一するのも難しいですぅ
ばびみ、そうなったら 分かりあえる人たちだけで
何か企画してたかもしれない・・
器が小さいばびなので。。
お友だちのご冥福お祈りします
返信する
Unknown (tenko)
2012-01-29 21:18:03
こんばんは。
 
『死』は必ずやって来る事なんだけど
いつなのかは分からない。
ずっと先の事かもしれないし、突然の事かもしれない。
寿命を知った方がいいのか?知らない方がいいのか?
これも難しい選択です。
 
亡くなってから「あんな事すれば良かった。こんな事すれば良かった。」って
後悔ばかりで、もやもや~の気持ちで一杯ですよね・・・
後輩さんが元気な時に計画していた事が出来なかったのが
心残りだと思いますが、天国から後輩さんが けろさん達の事を
見ていて喜んでいると思います。
私は、そのように信じています。
 
後輩さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
返信する
Unknown (石丸徳馬)
2012-01-30 09:55:34
私も実は
自分を若年性のアルツハイマーかな~とか
認知症かな~
とか
思う今日この頃です・・・・・
なんか
新しいことをさっぱり覚えられない。。。。

怖いですね。
自分で好きでそんな病気になるわけじゃないのに。
これも、運命なのでしょうかね。
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Unknown (内装屋かあちゃん)
2012-01-30 14:46:43
そうだったんですか・・・

「してあげられる事が もっとあったはず・・・」と
思う事が多い時間を 残された人達が
過ごしていらっしゃる事でしょう。

tenkoさんも おっしゃってますが
後輩さんは きっと天国から
けろさん達に感謝をしていると思います。

若くして 逝ってしまった後輩さんに
合掌。
返信する
Unknown (ハシナ)
2012-01-30 22:17:35
あまり思い浮かぶ言葉がありませんが…。

若年性アルツハイマーという言葉は知っていても、まだ認知度が低いのかなと思います。
だから考え方に温度差があるのかしら?と。

ただこの病気に限らず、日記にも書かれているように人間いつどこで突然亡くなるかわからないですし…。
後悔しないように…と思っていても難しいですが、残念です。


後輩さんのご冥福をお祈りいたします。

けろさんも色々動いて考えてお疲れだと思います。どうかご自愛くださいませ。
返信する
Unknown ()
2012-01-31 21:02:37
一昨年、高校の先輩が急死してから同級生達と頻繁に会うようになりました。

みんな口には出さないけど、いつ何が起きてもおかしく無いと思っているから。「老い」って身体ばかりで無く、心も弱くするね。

でも、ずっと疎遠だった私達を再び巡り合わせてくれたのは間違いなく先輩だと思う。

けろさんにも、そんな日が来ますように。
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Unknown (けろ)
2012-01-31 22:13:58
月子さんへ
相手が理解しようとする姿勢があるときにはちゃんと話すし、それで通じなければその時じゃないのかもと思います。
後輩の事をどれだけ覚えているか、どのくらい親密だったか、それによって温度差があるのは当然なのですが…ですがやっぱり気分は「お客さん」だったのかなぁと。
しかし土曜の集まりでは「本当に他人なんだな!」と思うこともありました。
返信する
Unknown (けろ)
2012-01-31 22:19:29
ばびちゃんへ
こういうことは本当に「分かり合える人たちだけで」でいいんだと思います。
ただね、声をかけないで悲嘆にくれる人もいたら大変だなとも思ったのよ。一応意向を聞いて参加してもらおうかと。
積極的に参加して欲しい理由もあったんだけど、気が無いこともわかったし、今後は参加については考えていこうかと思っていたら…
前々から集まる時に気になっていたんだけど、人数がいる時にはこっちで調整するんじゃなくて、みんなが都合を合わせてくれないと難しいな・と。集まりたい人たちだけで会うのがいいのかもー;
返信する
Unknown (けろ)
2012-01-31 22:27:30
tenkoさんへ
お気遣いをありがとうございます。
あれもこれもしてあげたいと思うのは、だれにも同じですね。でも今回後輩には何も出来ない、いや、してはいけない可能性もあるかも、と思ってはいたんです。状況によってはみんなで相談して何もせず終わろうと。
素人がアイディアを出したところで迷惑や邪魔にしかならないこともあるかもと。
ご家族やお医者さんの計画や予定もあるでしょうから。
でもその判断を出す前にこうなってしまいました。
仲間はみんな一様に驚いていましたが、連絡を取っていた後輩Sさんが一番実感を伴ってショックを受けていることでしょう…
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