氣まぐれ剣士の言いたい放題

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258 感動

2005-12-23 12:36:48 | Weblog
気まぐれ剣士の言いたい放題

258 感動

「感動」とは、文字通り、 何かを感じて、何かが動くことですね。 動きが何もないのは、「感動」ではありません。人は活動している間中、常に何かを感じています。と同時に常に何かを考えています。
「感じていること」と「考えていること」。あなたは明確に区別することが出来ますか?

あなたは今、どんな感じですか?
「朝、起きたところでボーッとしている」「お腹が空いた」「大変だ。寝坊だ。遅刻する~」などなど。
いろんなことが浮かんで来るかもしれませんが、これは厳密に言えば、「感じ」ではなく、「考えている」ことだそうです。
「感じ」は、非常に言語化しにくいので、そう思った時点で、それはもう「感じ」ではなく、「考え」になってしまっているかもしれません。

「感じ」は、こころで、ハートで感じることで、理屈ではありませんね。「良い・悪い」や損得とは別の次元の感覚です。そして、本当にその「感じ」をしっかりと感じることが出来た時、人は必ず「動く」そうです。

何かを感じたとしても、その「感じ」があなたの中にある、深い部分にまで届かないと、「動く」ことはありません。何かワケもなく、動かされる「感じ」があったとしたら、
それはあなたの深い部分にそれが触れた印でもあり、それが本当に「感動」したと言うことですね。

深く感じることと、動くこと。行動することとはワンセットです。
「感動」とは、「深く感じて動く」という、こころの仕組みを現す言葉です。

 人は良く感動したと言いますが、口先だけ