kikyouya blog

前へ、前へ、とバックしていくゆる~~じゃない日常生活! ANA-SFC JAL-JGC 修行中

純情きらり 91~96回

2006-07-23 23:12:56 | 純情きらり/宮崎あおい

今週は磯がメインのお話。
このドラマの最初、磯が登場したシーンで
赤ん坊の写真を磯が持ってましたから
そのときにはすでに予定されたお話だったのでしょう。

和之と磯のシーンはどれもよかった。
お弁当のシーン、芋の煮っ転がしのシーン
最後の絵を渡すシーン
だけどね、週を通してみれば糞脚本でした。
なんか底の浅さが露呈した感じです。

桜子が岡崎から持ってきた食材を一晩で食い尽くす
マロニエ荘の連中。
唯一の常識人・八重まで一緒になって食ってしまうなんてあり得ん

笛子がツンデレの「デレ」全開なのはやり過ぎだな。
桜子の嫁入り衣装に手をかけた笛子は
姉妹のつながりも捨てたような気がして残念だった。
冬吾もあそこまで笛子に気が使えないのもちょっと幻滅。
風変わりでも高尚さと優しさが微妙に同居する冬吾がよかったのにな。
自分には今しかないって桜子のセリフじゃん。

一番納得いかないのは戦争画のくだり。
特高に最低3枚の戦争画書けといわれ、(えらい物わかりのいい特高だと思う)
それを従軍画家だったヤスジに押しつけます。
そもそも戦争画を書くのに特別な才能がいるか?
3ヶ月もあったんだから3枚だけ手分けして
テキトーに戦車だの兵士だの書けばよかったのでは?
冬吾も主宰なんだから、
おれが戦争画書くからおめえら好きに書けといって欲しかった
それでみんなが手分けして書くという結論にして欲しかったな。

脚本家もこれだけの長丁場&放送回数は初めてそうだから
息切れするのは仕方ないだろうけど
今まで出演者の力量でなんとかなってきた分、ちょっとつらいな