森の時間 SINCE 2002

Le Temps Du Bois

さよなら、ひふみや。

2007年03月31日 | 随想・雑文

P1050051春を待ちかねたサクラが、競うように花開く。

今年もTHINKのサクラは、いつもと同じ順番で咲いた。

人生の思い出シーンにはサクラが舞う。別れと新たな旅立ちの春。P1050044

5年間通った建物が夜桜に包まれる。

P1010100_1「遠いなーあ」、と思いつつ通い続けて五度目の春。浜川崎、最後の日。

辞める必要はなかった・・・、かもしれないが、新たな挑戦に追い込むチカラが必要だと思った。Nec_0068

Nec_0066_1この場所を再び訪れることがあっても、見慣れた風景はきっと変わらずに待っていてくれるだろうが、時間 や空間を共有した人々と同じ気持ちで出会えることはないだろう。支えてくれた方々、頼りにしてくれた人々、別れを惜しんでくださる方々。めぐり会えた全ての皆さんへ。サクラ咲く浜川崎。そして、熱い時間を過ごした「ひふみや」。大変お世話になりました。ほんとうにありがとう。

皆さんとの日々、ご恩は忘れません。

『さようなら!!!』

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しきたり

2007年03月25日 | 随想・雑文

30年来、「高麗神社」の『出世開運』の守り札にお世話になっている。関東周辺の低山Nec_0073をひとり歩きしていた頃に、その神社にたまたま立寄った。その周囲の風景が暖かく、小じんまりした自然が優しく包んでくれ、両親の家、古里があるような懐かしさがあった。それ以来、海外駐在する前や、仕事が変わるとき、大きな仕事を成し遂げたい時などに、訪れている。家族も何度か巻き込まれ、我が家の小さな「しきたり」になった。

8世紀はじめ、進んだ農業技術を持った渡来人が高句麗から逃れてきて、日和田山の南東の麓の原野の開拓を始めた。その渡来人達の先駆者である「若光(ジャコウ)」が、後に祭神となって祀られた神社が「高麗神社」。近代になると、由緒に惹かれた政治家・文学者・歴史家らの参拝が多くなり、特に、参拝後に総理大臣になる政治家が相次いだ事から、「出世明神」として、各界で一流を目指す人々の崇敬を受ける事になったそうだ。「白髭様」として民衆から親しまれた若光を祀り、「延命長寿」・「病気平癒」を願う人。若光の子孫である高麗氏は59代に亘り、受け継がれたことから、「子孫繁栄」・「子授け」・「安産」を願う人々からも崇敬が寄せられているようだ。

最初に参拝した時に手にした、お財布にぴったり納まる『出世開運』のお守り。願いを持って目標に向って努力し、毎日を真剣に生きる守り札として、以来常に携帯している。今回は家内を道連れに、4月からの新たな挑戦と、これからの己の願いと目標の認識のためにお参りした。

Nec_0081_1 Nec_0078_1八高線高麗川駅からは、歩いて20分程度。苔むす神社の裏手、落ちたばかりの鮮やかな藪椿。椿は花弁が散らない。丸ごと落下する。神社の隣にある「高麗家住宅」(国指定文化財)の前庭には、名木枝垂桜がある。早くも五分咲き。

神社に参拝した後は、郷の小道を西武線高麗駅までゆったりと歩く。古くから人々が手を加え住みやすく造り上げてきた牧歌的、Picturesqueな風景。生憎の曇天だが、春の明るい草花が映える。Nec_0084Nec_0083_1駅から西武池袋までは小1時間。ガラガラの電車の暖かい座席に身を預ける。参拝した後のほっとした気分と、散歩の軽い疲れで目蓋が自然に重くなる。隣の妻は既にスヤスヤしている。幸せな時間。

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「森林インストラクタ-養成講座」

2007年03月18日 | 森林・自然・環境教育

「自然文化の会」のW氏の肝煎りと淑徳大学の協賛で、4月から池袋で森林インストラクター受験を目的とし講座が始まる。数年前、私自身も「自然文化の会」で『森林インストラクター』と『ビオトープ管理士』を学び受験した。難関と言われる『森林インストラクター』は一発合格。が、『ビオトープ管理士』は一度は失敗、2年めに合格した。3年程、森林と生態系の虜になって学んだ。

森林インストラクター受験講座・淑徳大学   http://homepage2.nifty.com/shizen/shinrin_ikebukuro.html

この講座の一部の講師をして欲しいとW氏から依頼があるので、ぜひお手伝いをしたいと思っている。が、4月から私は仕事が変わり、週末も出張で不在となる可能性が高いので、まだ確約できないでいる。でも、4月7日(土)にある、『お試し講座』には何とか参加してお手伝いをしたい。1人でも多くの中高年が、日本の自然・森・文化の素晴らしさを体験し認識して、周囲の人々や次の世代に伝えて欲しいと願っている。

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第10回荒川市民マラソン

2007年03月18日 | 随想・雑文

椎間板ヘルニアがなかなか治らない。整骨院の名医さんによれば、4-5センチも軟骨がはみ出し、核も出ていたのだから、発病してからまだ一年、これだけの急回復は素晴らしいことなのだ。しかも、背骨が少し曲がっているのだから、まずそれが治らないと軟骨も完全に戻らないでしょう。背骨が曲がっていたから、そこから軟骨がはみ出したと思えば良いですよ、と言う。 何故背骨が曲がった? 思い当たるのは、習慣として癖のある座り方、つい右手に集中して持つ荷物。長年重い荷物・書類を持って外国を飛び回っていた事、数年間の「森の時間」の無理した作業、ミズガキ山での転倒・左肩骨折、生きているのが奇跡と思ったナキスカスキー場のアイスバーンで木に激突した際の全身打撲、・・・?

P1050010だから、まだ運動ができない。腕立て伏せや復筋だけでは下半身が鈍ってきたので、池袋まで歩くつもりで家を出た。荒川の土手に上がると、東京側の河川敷を走る人波が見える。毎年開催されている「荒川市民マラソン」の日だった。殆ど歩いている状態の人の群れを見下ろしながら、東京側の土手の上を上流に向った。新荒川大橋近くの桜並木は、武甲山方面から吹き付ける冷たい風を受け蕾はまだ固い。

P1050012 P1050015 P1050020 ゴールまで3KMとの表示があったので、ゴールまで歩いてみた。40KM地点に、出発から間もなく6時間経過との電光掲示板が。疲れきって歩く走者より私の歩きのほうが早い。1時間7KMのペースということになるが、何度か挑戦した「新宿-青梅42KM徒歩き」のつもりで頑張ればいけそうな気がする。ゴールはお祭り騒ぎ。ゼッケン番号から推測するに参加者は2万名程いるようだ。6時間で歩いて終える人たちも、皆一様に達成感を全身で表しながらゴールしている。今まで荒川のマラソン大会には何度も遭遇している。ひとりでジョッギングしている時、マラソンの流れに巻き込まれて面食らったこともあったが、群れるのが嫌いな性格なせいか全く参加したいとは思わなかった。が、今は人波に流されてみたい気がするので、参加してみたいと強く思う。

土手の上を7KMほど早歩きしてから、東京側の街中を歩き赤羽駅から電車で帰った。明るいうちに一風呂浴びてビール。旨い!やはり自然の空気が好きだ。

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旅先で食べた

2007年03月04日 | 随想・雑文

ANA太平洋線の機内食。P1030823エコノミーとビジネスクラス。P1040123P1040124

P1040131

P1030849_11_1ロスの空港。

P10308671_1カルガリー「BestWestern」の朝食。

P10309941 バンフのトムヤムクンスープヌードル。

P10401141 ロス空港のビジネスクラスのラウンジは工事中。仮設の移動キャビンのラウンジで軽食。

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ロッキーへ

2007年03月04日 | 随想・雑文

突然の青空、南カリフォルニア。そして、雪嵐の通過したロッキー山麓の町カルガリー、さらにバンフへ。P1030837

P1030844P1040063  P1030894  P1030862 P1030877P1030941 P1030954P1030974 P1030984

P1040036_1P1040011P1040047

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