名無しの教師の日誌

ある公立中学校教師の教育私論と日記です。

神奈川県教委の英断、一方の文科省

2020-03-31 23:36:02 | 日記(学校)
まずはこちらをご覧ください。

新型コロナウイルス感染症に対応した小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校等における教育活動の再開等に関するQ&Aの送付について(3月 26 日時点)

これは文科省のサイトに掲載されている、正式な文書のpdfです。

このような文書が、文科省→都道府県教委(→市町村教委)→勤務校→現場の教師という順番で、おりてきます。

なので、実は、ちゃんとした職場の経路だと、文科省が発してから、実際に現場の教師が目にするまでに、かなりの時間を要します

この文書の場合、26日付けですが、私が見たのは今日

しかも私にとっての今日は終日有給で、私物PCでのネットサーフィン中に発見したのです。



子持ちの方におかれましては、このような文書を文科省のサイトで逐一確認されることをお勧めします。

文科省が何を考えているのか?何をしようとしているのか?現場の教師に何をさせようとしているのか?がわかります。

一部抜粋して紹介しましょう。



Q:どのような場面でマスクをすればよいか。
A:基本的な考え方として、児童生徒等の間に飛沫のかからないような十分な距離(多くの児童生徒等が手の届く距離に集まらない状態)があり、かつ、換気を適切に行っている室内や屋外である場合には、マスクの着用は必ずしも必要ではありません。

Q:マスクについて、学校へ優先配布してもらえないのか。
A:マスクについては、国内外において急激に需要が増加しており、依然としてその不足が解消しておりませんが、現在、関係省庁が連携して取組を進めております。このため、文部科学省では、新年度の学校再開に向けて、当面の間、各設置者・学校等に対し、家庭等における手作りマスクの作成・使用をお願いしたいと考えており、その旨 3 月 25 日付け事務連絡で依頼しているところです。手作りマスクはハンカチやゴムひもといった各家庭にある一般的な材料で作成できるものであり、まずは各家庭において準備頂きたいと考えております。引き続き関係省庁と連携して、学校に対するマスクの供給確保に取り組むとともに、学校の再開に向けて感染症対策に取り組んでまいります。




こんな感じです。

まあ、これを見てどう思うかは,もちろん人それぞれです。

私の意見としましては、何度も言っていますように

「ここまでやらないといけない情勢下で休校解除はナンセンス。神奈川県教委の英断を支持する。」
(まあ私神奈川県民じゃないけど)

ですね。


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