イタリアが決勝戦へ 開催国ドイツ敗れる

＜Ｗ杯準決勝＞イタリアが決勝進出　ドイツとの死闘制す
2006年7月5日（水） 6時57分　毎日新聞


サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）ドイツ大会は第２２日の４日午後９時（日本時間５日午前４時）、ドルトムントで準決勝のドイツ－イタリア戦が行われ、イタリアが延長戦の末、２－０で勝ち、３大会ぶりの決勝進出を決めた。














サッカーというよりも格闘技！！！

試合は、立ち上がりから中盤で激しくボールを奪い合う互角の展開となった。ドイツはバラックを中心に細かくパスをつなぎ、イタリアはピルロを起点に縦に速い攻撃を仕掛けた。



これだけ激しいとイエローカードも


マテラッツィ（イタリア）手を差し伸べるクローゼ（ドイツ）　このシーンはさすがにスポーツマンですな

後半は、序盤にドイツがクローゼの突破などから何度かシュートにつなげたものの、以降は両チームとも運動量が低下。攻撃にかける人数が減り、膠着（こうちゃく）状態のまま延長戦に入った。








両チームが死力を尽くした一進一退の試合は、終了間際にドラマが待っていた。延長後半１４分、イタリアはピルロの絶妙なスルーパスからペナルティーエリア内のグロッソがダイレクトでシュート。カーブのかかったボールはゴール左すみに吸い込まれ、ついに均衡が破れた。











その直後、イタリアは手薄になったドイツ陣内を速攻で突き、ジラルディノのパスからデルピエロが決定的な追加点を奪取。劇的な試合を制し、決勝進出を果たした





がっかりするドイツサポーター



バラックを慰めるカーン


健闘を称えＧＫのレーマンと握手するカーン


今大会まだ一度も試合に出場していないオリバーカーン

決勝進出は逃したもののドイツのワールドカップはこれで終わったわけではない。
３位決定戦が控えているのだ