LOVE GAME
第85話 目標
「かんぱぁ~い!」
愛「竹下、まずは初戦突破おめでとう」
竹下「うん、みんなの応援で勝てたよ、ありがとう」
結衣「竹下さん、ホームラン2本も打って・・・すごいですねぇ」
竹下「あはは、まぐれやで」
京香「結衣ちゃん、けっこう楽しんでたみたいやね」
結衣「うん!また見に行きたいです!」
愛「お、えらい元気になったやん」
結衣「愛澤さんの言うとおりやった・・・」
愛「え?」
結衣「あたし、まだまだ男を見る目がない・・・それがようわかった・・・」
愛「それはお互い様やで。ウチもまだまだやで」
結衣「あの、愛澤さん・・・ごめんなさい・・・」
愛「えっ、なんで謝るの?」
結衣「こないだ、窓からチョーク投げてぶつけたの・・・あたしやねん・・・」
愛「あ、あれ、結衣ちゃんやったんか・・・なんや、そうかぁ・・・ま、もう済んだことやし気にしなや。」
愛「それにしても、けっこう距離あったで。あそこからウチに当てたって、結衣ちゃんコントロールええなぁ。素質あるかも・・・どう、結衣ちゃん野球する?」
結衣「ええっ!あたしが野球!?」
ありさ「うん、やろう!やろぉ~♪結衣ちゃんがぁ、ピッチャーでぇ、ありさがキャッチャーするよぉ~♪」
愛「あはははっ。なあ竹下、大会が終わったらみんなで野球せえへん?」
竹下「うん、いいよ。楽しそうやね。大会も、どこまでいけるかわからんけど・・・」
竹下「なあ、愛澤、こないだ話した『夢』のことやけど・・・」
愛「うん。あ、そうか、この大会で優勝やね」
竹下「まあ、それもあるけど・・・プロまでは考えてないけど、高校に行ったら・・・」
愛「高校に行ったら?」
竹下「甲子園、目指そうかな・・・」
愛「甲子園かあ・・・そうやな、プロの前にはそれがあったなぁ・・・うん!行けるよ、竹下なら!」
竹下「・・・でも、その前に高校受からんとな」
愛「あはっ、そらそうや」
ありさ「なあなあ、愛ちゃん、どこの高校行くのぉ~?」
愛「えっ?・・・ウチ?」
梢「愛なら天高やろ?」
愛「ああ、先生には今の成績やったら行けるとは言われてるけど・・・そうやな、天高、かな」
ありさ「えへへ♪ありさもぉ、行くよぉ、天高♪」
椎名「えっ、ありさちゃん、そんなに賢いの?」
倫子「今、どこの中学行ってるんやったっけ?」
ありさ「聖クレオパトラ女学院やでぇ~♪」
梢「えぇ~!あの有名なお嬢さん学校?」
ありさ「みんなでぇ、一緒に天高行こうよぉ~♪」
竹下「・・・無理やで」
愛「ああ、天高の野球部、弱いからなぁ」
竹下「いや、そういう問題やのぅて・・・」
椎名「簡単に言わんといてぇや・・・無理やで、愛とはレベルが違うもん」
倫子「あたし、安部高でも危ないって言われてるのに・・・」
梢「あ、田村さんなら、天高行けるんとちゃう?1年のとき、クラスでトップやったやん」
京香「昔の話やん・・・あたし、彼氏ができてからガタッと成績落ちたし・・・」
愛「京香、ちょうどいい機会やから、天高目指してみたら?まだ間に合うで。」
ありさ「うんうん、京香ちゃんもぉ一緒に行こうよぉ~♪」
京香「う~ん・・・天高かぁ・・・」
愛澤さんも、ありさちゃんも行くのかぁ・・・それに・・・
・・・・・・
行きたいなぁ、天高・・・
梢「上月さんも、天高やもんね」
ありさ「うん、たっくんもぉ、みんなが来るのを待ってるよぉ~」
愛「・・・別に上月さんがおるから天高行くんとちゃうからね」
京香「うっ・・・(ドキッ)」
愛「ところで、上月さん、今日なんの用事なん?せっかくみんな集まったのに」
ありさ「うん、でぇとぉ♪」
京香「えぇ!?」
第85話 おわり
第85話 目標
「かんぱぁ~い!」
愛「竹下、まずは初戦突破おめでとう」
竹下「うん、みんなの応援で勝てたよ、ありがとう」
結衣「竹下さん、ホームラン2本も打って・・・すごいですねぇ」
竹下「あはは、まぐれやで」
京香「結衣ちゃん、けっこう楽しんでたみたいやね」
結衣「うん!また見に行きたいです!」
愛「お、えらい元気になったやん」
結衣「愛澤さんの言うとおりやった・・・」
愛「え?」
結衣「あたし、まだまだ男を見る目がない・・・それがようわかった・・・」
愛「それはお互い様やで。ウチもまだまだやで」
結衣「あの、愛澤さん・・・ごめんなさい・・・」
愛「えっ、なんで謝るの?」
結衣「こないだ、窓からチョーク投げてぶつけたの・・・あたしやねん・・・」
愛「あ、あれ、結衣ちゃんやったんか・・・なんや、そうかぁ・・・ま、もう済んだことやし気にしなや。」
愛「それにしても、けっこう距離あったで。あそこからウチに当てたって、結衣ちゃんコントロールええなぁ。素質あるかも・・・どう、結衣ちゃん野球する?」
結衣「ええっ!あたしが野球!?」
ありさ「うん、やろう!やろぉ~♪結衣ちゃんがぁ、ピッチャーでぇ、ありさがキャッチャーするよぉ~♪」
愛「あはははっ。なあ竹下、大会が終わったらみんなで野球せえへん?」
竹下「うん、いいよ。楽しそうやね。大会も、どこまでいけるかわからんけど・・・」
竹下「なあ、愛澤、こないだ話した『夢』のことやけど・・・」
愛「うん。あ、そうか、この大会で優勝やね」
竹下「まあ、それもあるけど・・・プロまでは考えてないけど、高校に行ったら・・・」
愛「高校に行ったら?」
竹下「甲子園、目指そうかな・・・」
愛「甲子園かあ・・・そうやな、プロの前にはそれがあったなぁ・・・うん!行けるよ、竹下なら!」
竹下「・・・でも、その前に高校受からんとな」
愛「あはっ、そらそうや」
ありさ「なあなあ、愛ちゃん、どこの高校行くのぉ~?」
愛「えっ?・・・ウチ?」
梢「愛なら天高やろ?」
愛「ああ、先生には今の成績やったら行けるとは言われてるけど・・・そうやな、天高、かな」
ありさ「えへへ♪ありさもぉ、行くよぉ、天高♪」
椎名「えっ、ありさちゃん、そんなに賢いの?」
倫子「今、どこの中学行ってるんやったっけ?」
ありさ「聖クレオパトラ女学院やでぇ~♪」
梢「えぇ~!あの有名なお嬢さん学校?」
ありさ「みんなでぇ、一緒に天高行こうよぉ~♪」
竹下「・・・無理やで」
愛「ああ、天高の野球部、弱いからなぁ」
竹下「いや、そういう問題やのぅて・・・」
椎名「簡単に言わんといてぇや・・・無理やで、愛とはレベルが違うもん」
倫子「あたし、安部高でも危ないって言われてるのに・・・」
梢「あ、田村さんなら、天高行けるんとちゃう?1年のとき、クラスでトップやったやん」
京香「昔の話やん・・・あたし、彼氏ができてからガタッと成績落ちたし・・・」
愛「京香、ちょうどいい機会やから、天高目指してみたら?まだ間に合うで。」
ありさ「うんうん、京香ちゃんもぉ一緒に行こうよぉ~♪」
京香「う~ん・・・天高かぁ・・・」
愛澤さんも、ありさちゃんも行くのかぁ・・・それに・・・
・・・・・・
行きたいなぁ、天高・・・
梢「上月さんも、天高やもんね」
ありさ「うん、たっくんもぉ、みんなが来るのを待ってるよぉ~」
愛「・・・別に上月さんがおるから天高行くんとちゃうからね」
京香「うっ・・・(ドキッ)」
愛「ところで、上月さん、今日なんの用事なん?せっかくみんな集まったのに」
ありさ「うん、でぇとぉ♪」
京香「えぇ!?」
第85話 おわり
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