花鳥風月、、2023年からの第二の日記

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戦後の呆然とした、、心に出逢った生け花

2023年06月28日 | 日記
北海道には、、、生け花は必要ないかもしれません。

   人間の一生は、平等なんかじゃありません

      ラッキーな人は確かにいますが
 
          多くの場合、、、人生には
  
     生きるか死ぬかの、、、追い詰められてしまうことだってあるでしょう。

  日本は、「神の国」と思っていた時代

  神風も吹いた。≪本当は、、、台風の季節と重なったのかもしれません。》

  一度ならず、、、弐度までも、、、元寇の乱は

     「神風がふいています。」

  300年間も「鎖国」をしていたなんて、、、、

    どうする?家康?

   「大丈夫!日本は神の国だから。。。???}


   300年間も世界の様子に眼も耳もふさぎ、、、

      長崎にて、外交?,、、いちぶの国民外交以外は

      丁髷を付けて、、、刀をさして、、、

      お城は確たるものは要らぬ?という、、、時代。

     かの、、、姫路城も、

    軍師も、これ以上の防御は無理というほど

        戦いの城攻めに強いと伝わってきているが

       「巨大大国の、、、核保有で、戦争を抑止しているが如く

      姫路城には攻め入る敵の姿はなく

    第二次世界大戦の時も
       爆撃から、難を逃れている。

    亜米利加はもしかしたら、、、京都や姫路城に
     Nipponの高度なレベルの人間の精神性を感じて

     亜米利加には無い文化として

     「神の国、、日本」の 遺伝子は残そうと思ったのかもしれない。

     勝手な事を考えては、、、

     アメリカの他国を把握する力の優秀性に
     驚くのは「ミッドウエーの海戦依頼ですね。」

     日本のゼロ戦は「上からの攻撃に弱い?」

      海ばかり気を付けていた日本海軍は

        雲の上に隠れていた、、、
      アメリカの空軍に気が付かなかった。

     元来なら、、、沈まなかったかもしれない軍艦は
       
       。。。沈んでいった。

    結局、神様は居ないかもしれない。

    神を信じますか???
             
          

     姫路城に限っては、、、、確かに「神」に守られたような気がします。
     亜米利加人の中に、、、
       日本を、、、
       理解できるひとがいたということでしょう?

      銃社会のアメリカと、、、刀の文化の日本には

      理解を超えた、建築物の美しさに対する、、、

       敬意だったかもしれない。、、、?

     はるか中東でも、、イスラム教の美しい寺院が、残っているように

     究極の実質の伴った美は

         神様を動かすが如く

        人は、、「精神性の伴った美には敬意を払うという
             世界共通の「神様を感じるのかもしれない。」

      また、、、美は力なのだ。

     しかし、、、美とはかけ離れた世界で

        多くの、日本人も、世界の民も生きている

     戦争は、、、シラサギ城は、神様が守ったのか?

      偶然の残ったのか?

      ラフカディオ ハーンのように

       日本人より日本の精神性を理解する外国人が、、、居たのか???

      戦後、ライシャワー大使という
        日本人の御婦人と結婚しているアメリカ人ンが居た。

      子どもだったから、、、
       深いことまでは理解できていなかった時代ですが

      この方が京都を理解する深さは、
         日本人の生まれ変わりではないかと

            空襲から京都が守られて、寺院が残ったのも、、、
          この人たちが
         日本の精神世界が解ったからかもしれませんよね。???

     

     しかし、多くの「日本の首都や大きな町は勿論、、、

                 小さな民家まで、、、空襲で焼け落ちました。

    現人神。祖父や、、明治生まれの父母にとっての陛下は
      心のよりどころ、、、日本のルーツの

           やんごとなき、、、お方、、、あらひと神様。

      原爆投下の日本で、陛下は日本をすくって,、、下された。

      天皇陛下は「人間宣言をされて、、、」
                 全国を 復興してゆく為にも
        隅々まで旅をしてくださった。
          これほど 、、、、ご苦労な、、、時代を、、

           国民とともに
                  
            人として、ご苦労を共に、、、生きてくださった。

      天皇陛下は、、、やはり「神様の域の御方だと、、、敬服しています。」

      日本の隅々まで 戦後の国民との対話に、

        「にこやかな、、、御顔で、接してくださる陛下は
            戦後は、国民とともに、、、苦難の時代を過ごされた。」

       原子爆弾の落とされた日本には、、、もう、、神様の気配は見えなかった。

       「日本の象徴」というお立場のお方でいらっしゃいました。

        アメリカに敗戦した日本は

        植民地にならずに済んだのは、、、
      天皇様がいらっしゃる国だからだと
     思っています。

    こうした戦後の世界を、、、復活させた力は
     
      皇太子殿下に引き継がれて

        昭和、平成、、と日本の復興期に過ごされた天皇陛下のご苦労は

      戦争被害をまともに受けた遺族に

     寄り添ってくださる日々であった。

      廃墟の中で、、、、何をしたらよいのかもわからなかった時代に

     銀座の和光の巨大なショウウインドウに、

       動物のシャレコウベと、、、壊れた鍋と、砂浜のように

          戦後の黎明期を生け花にしたようナ。。。?

          想像を促される意外に、、、何があったのだろう?

    
       意気消沈した、、、国民の感情を
        前衛生け花の、、、、現代詩のような直撃して来る
          戦争の孤独がつたわてくるようですb、

        {今は、、昔、、、となった神仏)

        ウクライナの戦後にも、、、
        疲弊したご婦人たちが
        自分発の、、、行動がとれるとすれば

        命の象徴にも感じるであろう、、、花を

        花瓶にさしたり、、、

         花材を手ごたえに、、、記憶の外に置き去りにした感情を

        指先から、、、花に触れて、、、復興の命を感じながら

        この世に生き残った我と我が身を、、、

        無条件に受け入れてくれて、、、


        どんな置き方をされようとも、、、美しく命耀かせられる花に

         ブラックホールの底から、、、光の世界に

          一瞬でも出て来られて、、、自発の行動が

         出来たというのが、、、

          廃墟になってしまった。。。、、、
         

         都会の御婦人たちではなかったのだろうか??   

       

    
      

          田舎に疎開した者は、、、大自然に寄り添われて、、、復活していった。
          
          生け花の存在は、お稽古事としてだけ、、、
              壱分の有力者のあいだでは、、
      古流とか、
         神仏に献上するのかもしれない
             形の決まったものや
               旧い流派の 活け方に凝っていた。、

         流は、、それは問題では無かった。
          自らの意志が少しでも入っていて、

           自発的な、精神内部からの、、、立ち上がる主体があれば

             頓珍漢な組み合わせだって、、、いっこうに差支えが無かった。

            枝の葉をとってしまって

               逆さまにさした枝群を観て、

          その枝の水盤の剣山すれすれのところに

               こぼれた花のように

                一輪の、枯れそうな花が、、、見え隠れしていた。

       東京砂漠に住むご婦人たちは

         陣地と呼ばれていた、、、バラック小屋の、、、筵の上で

          空襲で、リュックに入れて逃げた、、、よそ行きの服を

           自分が女性であるという、、、 居場所のように
            戦後の言葉にならない、、、感情に、寄り添って

            自発を促してくれたのは

            万人が足下にできる、、、規則のない、、、自由意思で参加できる
            草月の生け花だったのかもしれない。

           私自身は5歳ぐらいの時
             和歌山の、新宮に住んで、
           お花やさんを営んでいたおばさんが

           お茶も、お花も、遊び道具のように、
           たくさんお店の裏に、、、倉庫のような小屋が有って、、、置いてあった。

            太い竹の根っこに近い部分に、お店の売り物の花を活けては
            遊んでくれました。

           小学校に通うようになってからは

          「おばさんに活ける花は古流だと知った。」

          「練習すれば、、、誰でも美しくいけれるようになっているんだと言った。」

          太い竹の根っこの上の他家の節を、二段、、、
            くりぬいて花活けにした物など

           「この竹の花入れだけでも、、、おもしろいやろう?
              この上の段の口と、
                  下の段の口に

              何でもいいから、、、花を挿すと、、、おもしろいやろう?」
            
            咲いた花、、蕾の花、、、小さな花、、カスミソウのような花や

            垂れ下がった赤い実のなっているツル性の物、

           「お母さんが迎えに来るまで、、、
              いろんな花さして
                  遊んでいたらいいからの。。。」

              母は新宮に女学校を卒業していたこともあり

             私を、、親戚のおばさんに預けて、、、
           どこかに行ってしまう人だった。

           おばさんは、御茶も、お花もお弟子さんが居た。

           お花の水替えなど、、、
          お弟子さん兼お手伝いの女性が行き来していた。

          冠婚葬祭の大きな花をつくる時も有った。

          おばさんから、、、子供の頃言われたことが
          今でも、、思い出すときがあります。

          「お葬式の時に注文受けた花は、、、

             満開で開ききったった花を、、勢いよく形を整えて、、、お届けするんよ。」

           「結婚式の時の花は、あと一息で満開という、、、花を使って届けるんよね。 

        おばさんの家のオジサンは、おとなしい叔父さんで
           笑っているように見える、、、そのままのオジサンだった。

           昭和の20年代の戦後に、、、日本にも
            新宮の花屋さんは、、、ウーマンリヴ、、、が顕在していた。

         日本の男尊女卑は、、、女性の側の問題もあるのかもしれません。

       おばさんのように、、、花が好きだけでは、、、、治まり切れないで

       お花やさんの店を出して、、、生きている女性は、、、
         伯父さんの方が,、、、静かにおばさんを手伝っていました。

          花の、役割は、、女性の花にたいする見解で

             栽培された花は、おばさんにとったら

            うれしい時、、、哀しい時、、、お祭りの時

           花は、心の起伏に寄り添う役割のように

         花が主翼を譲り、、喜びの席、、、悲しみの席の、
          空気を整える役をしていた。   

          敗戦後の日本は、、、主体的に動ける女性と
           戦争で、夫や息子を失って、、、
             精神的に立ち上がれない女性と
               すでに常軌を亡くしていた女性達と

          さまざまな、、、戦争後遺症の女性が居た。

           花も、植物も、、、生け花や、、、園芸や、、、造園んで

          人々の気持を、、、疲弊から救ってくれた時代でもあった。
          

           廃墟の中で、、、束の間の華やかさに、、、
           生かされていったのかもしれない。

           戦後の、、、うつ状態の主婦にとっては

           自分自身の手で、自発的に出来る、、、生け花、、、

           精神を救ったのではなかろうか?
              
                

                         つづく
          

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