三十路ギター親父Rの日記

吉川晃司に憧れ、ほどけた靴紐を結ぶ、
ブログ開設当初ギター少年だった三十路男Rによる日記。

THE SONSライブ

2007年07月28日 01時01分50秒 | アーティスト
行って来ました!

会場に着き、すいていたので、
早速ichiroさんの立ち位置と思しき下手側へ!
ふとステージを見ると、
下手側にベースアンプ、上手側にギターアンプが。
あれ?配置違うのかな?と思って、上手に移動。

エフェクターをチェック。

あれ?妙にシンプルだなぁ。
しかもマイクスタンドが4本あるし。

気になりつつも、お客さんも増え、開演!

おお~!出てきた!ローディーだ!
…あれ?4人もいる。
あれ?ローディー?
演奏し出すローディー
え?何してんの?ローディー?
え?誰?
会場間違えた?もしかして、もう1階下とか?

でもドラムセットの後ろにTHE SONSの幕あるしな。
何回もチケットを見直す。
僕の頭の上には「?マーク」が点々と。
呆然とステージを眺める。
THE SONSモードに入ってたのが一気に萎える。

「今日は来てくれてありがとう!」

だから誰?

4、5曲終わり、いても立ってもいられなくなり、
MC中に、後ろの席の人に

僕「これひょっとして前座ライブですか?」

と確認。

「そ、う、で、すね」

僕「こんなんあるの聞いてました?」

「いや聞いてないです(笑)」

僕の声がでかかったのか、周りのお客さんから笑いが起こる。
最後に、THE SONSの「Sookie Sookie」のカバーをやって
やっと確信(笑)
てっきりローディーが謀反起こしたのかと(爆)
はたまたTHE SONSに何かハプニングがあって、
ローディーが演奏して、時間を稼いでるのかと(爆)
ものすごい冷たい眼差しで見てました、ごめんちゃい。

と同時に、誰に当たればいいのか分からない怒りが。

ちょ~先に言ってくれよ~(怒)
下手でichiroさん見ようと思ったのに、
アンプに惑わされて上手に座っちまったじゃね~かよぉ(怒)
エフェクター見た時点で気づかなかった自分もアホだけど。

THE SONSの仕込み開始。

ほら、やっぱichiroさん下手側じゃないか(怒)

準備が整うのに従い、怒りはおさまっていった。

今度は本物のローディーが(笑)
Zematisをジャ~ンっと♪
オイシイなローディー。
Zematisが弾けるなんて。
それ以前に触れるなんて。

今度こそTHE SONSの開演!

出た~!

ichiroさん!

めっちゃくちゃカッコイイ!

顔がニヤけた(笑)
いや~、しかし、オーラも風格も全然違うなぁ…
2曲目のギターソロで上手のほうまできてくれました!
僕のために、こっちまで来てくれたんだ~!
って勝手に思い込みました。

やっぱり僕は異性に恋心を抱くらしく、
2、3曲目あたりで顔のニヤケは取れました

…見てるうちに、ホント自分の未熟さを痛感。
「ギターを弾くことができる」と
「ギターで音楽を奏でる」の違い。
僕は「ギターを弾くことができる」というレベルです。
テクニカルなことができても、
歌詞棒読み的な今の自分の弾き方じゃ、全然ダメだ。
なんなんだこの壁は…。

でもプラス思考に。
こういう壁を感じるようになったということは、
自分のレベルが上がってる証拠ではないか?と。

僕高校時代はまったく手の届かなかった大学、
ただ単に「入るの難しい大学」という意識で
目指し、浪人してたけど、
いざ学力が上がるにつれて、
ただ上辺で難しいと感じてた以上の厳しさを知ったんです。

ギターにも同じことがいえて、
つまりギターを始めた頃は、プロの人はもちろん、
アマチュアで歴長い人はみんな上手く見えた。上辺で。

歴長くなり、テクニカルなこともできるようになった今、
プロ含めそこらの人は上手いと感じなくなってたんです。
ギターの上手い人というのがわからなくなりました。
そして、自分はこれでいいんだと。
そこで成長はストップ。
哀れなことに、
Eaglesのホテル・カリフォルニアとか聴いて
ちょっとぐらいは見えてるつもりでいたけど、
未だに上辺までしか見えてなかったんです。
それが今日、生のichiroさんを見て、わかりました。

でもそれがわかったので、成長するきっかけになる思います。
今のレベルで停滞してたら絶対にダメだな!
わかってはいたけど、ホント痛感しました。

カタイ話はさておき、
どうやったら、あんなにカッコ良く弾けるの?笑

そして僕の一番の目当てのTAOS!
呆然!笑

カタイ話を書いて疲れた。
ライブレポはここまでじゃ!

今日のライブ行った人しかわからないと思うけど、
本物のローディーの人、おもしろかったです!

帰りに窓に映った自分の顔見たら、不細工に見えました(笑)
つまりichiroさんが相当カッコ良かったってことです!

ああ、カッコ良くなりたい…

最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
☆L☆I☆V☆E☆ (荘太)
2007-07-28 07:19:03
あ~~~

オレも早くその凄さを体感して~~~☆☆☆





と想った♪♪









◇ここでちょっと小話を。



オレっちの初ライヴ体験はMr.Orange☆☆☆☆☆

ジミヘンのライヴの印象大で、ギターはコッチだ!と最前列ゲットしてたら、違うバンドが出て来て、?の嵐! まだ「前座」という存在を知らなかったデス(笑) そして、ミスオレが出て来たらBassの真ん前!!! で、7割ぐらいSchon師匠を観てたよ……爆



(……書きかけでZZzzz)



ローディーと云えば、去年のJEFF BECK☆☆☆☆☆ JEFFが出て来た!と会場が沸いたら、ローディーだった…と。しかし、「JEFFのギターを触れて羨ましいなぁ~~」と想ったね☆ そーいや、なんかでストーンズのローディーのインタが載ってたなぁ(懐)







もひとつJEFF話♪♪

自分のレベルが上がると、また新しい世界に触れて……近付いたら遠のくギタリストだね☆☆☆







PS:インプロ指向のオレは…先ずは「JAMらないと♪」 って…なんと初歩的な…汗爆





♪Blue Wind/JEFF BECK(頭ん中)~06LIVE盤~JEFFのバッキングの上でp-solo!!!
ヨカッタね♪ (どらパパG)
2007-07-28 15:22:32
この文を読むだけで当日のRyuheiさんの興奮が伝わってくるなぁ。
なかなかそんなに「!」なLIVEってないものね。
オレもいつか必ず「生ichiro」さん体験したい~!

これからのRyuheiさんの音楽活動にも大きな影響を与えてくれたのでは?
よりいっそう頑張ってね~♪
to 荘太さん (Ryuhei)
2007-07-28 16:13:38
IchiroさんはSRVの継承者、
ジミヘンの影を感じるギタリストですよ、
これは言い過ぎじゃありません。
そして何よりカッコイイ!
日本のギタリストでこんなすごい人いたんだぁ!って

自分のレベルが上がると、
また新しい世界に触れて……
近付いたら遠のくギタリスト
↑ものすごくわかります☆

ちなみにTHE SONSは
ジャムセッションからできたバンドだそうです。
to どらパパGさん (Ryuhei)
2007-07-28 16:17:27
「生ichiro」さん体験、
チケットたったの3500円ですよ~!
1回あたり3000円くらいするギター教室通うより
よっぽど勉強になると思いました!
「生ichiro」さん体験しいちゃってください!笑

音楽活動にも大きな影響を与えたし、
これからの男磨きにも影響を与えました(笑)
呼びました?! (スノードロップ)
2007-07-28 21:02:32
オープニング・アクトさんね(笑)

Ryuheiさん側に来てくれたの、きっと気付いてくれたからだと思いますよ♪
鮫島さんとロジャーさん、そしてバンドとしての音はいかがでしたか?

ichiroさんのプレイが他の人と違うのは、
私が思うところ、mindの違いもあると思います。

Ryuheiさんの男磨きに一役!出会えてよかったですね。
to スノードロップさん (Ryuhei)
2007-07-29 00:02:22
前座バンドは、なんとかBigって名前だったかな…?

バンドとしての音…
語りつくせないです(笑)
ホント一個一個の音が生き生きしてて、
音が棒読みじゃないです!
前座バンドのあとだから、余計に感じました!

そうです!mind!
ここの域までいくと、「気持ち」だなと思いました!
スポーツと一緒で、ただ単にプレイしてる人と
気持ちが入ってる人との違い、
そのようなものを感じました!
9年間ギターを弾いてきて、
ここまで色んなものを
感じ取れたギタリストはIchiroさんしかいないです!
10年目から (ムーミン)
2007-07-29 01:35:07
Ryuheiさんの目指すところがハッキリしたかな
10年目に向けて、今から邁進できそうですね!

楽しいレポ、ありがとう~
生ichiroさんライブに行く時は、間違って上手に行かないようにしなきゃ(笑)

to ムーミンさん (Ryuhei)
2007-07-29 03:17:56
どうも!楽しんでいただけて嬉しいです!
てかこの絵文字オモロいですね!


そうです!上手には行かないように!笑
そして前座ライブがあるかどうかを、
ライブハウスの人に聞くことを忘れずに!笑

コメントを投稿