うんたま森のキジムナー

スマガツオ

桟橋の朝市で、大きなクーラボック
(2~3トン入る)いっぱいにスマガツオが
入っている。12月になると街の景色や気候
など色々なことで年の瀬を感じるが
スマガツオをもその一つ。スマガツオが
出回ると年末だ。

スマガツオは胸ヒレのしたに3~6つの斑点が
あり、灸のあとのように見えることから
灸(ヤイト)カツオとも呼ばれているし、
沖縄ではウブシューと呼ばれている。
味の方は脂が乗っているという言い方もあるが、
サバとカツオを合わせたようなもので
カツオのようにバクバク食べれるようなものではない。
好きな方はこの脂の乗りがなんともいえないらしい。

これからしばらくは居酒屋などでカツオを注文
すると、このスマガツオが出てくる。
スマガツオの魚場は宮古島の北方海域で、約12時間の
場所、尖閣諸島の近海で釣れる。少しでも海に
出るような仕事をしている人なら、この北風が
吹き、海が荒れる季節に尖閣諸島まで漁に出る
ことがどれだけ凄いことなのか想像を絶する
だろう。漁に出かけるのは伊良部島の船で
乗組員たちは、若い頃ケープタウン沖で操業した
ことのあるような人たちばかりだ。
さすがに後を継ぐ若い人たちは少なくて、乗組員の
ほとんどがオジィと呼ばれる年齢。
このスマガツオが冬の風物詩であるのも、そんなに
長くはないかも知れないなぁ

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