一年の中でも最大のビックイベントである「お盆」(旧盆)。
地域や門中、家庭によって、それぞれのしきたりがあるが、
大切なのは「里帰りしてくるご先祖様を歓待し気持ちよく
三日間過ごせるよう、丁寧に心をこめて接待すること。」
ウンケー(迎火)からウークイ(送り火)までの三日間の短い
滞在期間にいい子孫ぶりを発揮できれば、ご先祖様が子孫を
守護する力がアップするといわれている。
その第一日目が迎火であるウンケー。
ご先祖様の帰省に備えて、お墓掃除も終えて、祭壇の準備も
終えてお迎えする。迎えの時刻は「アコークロー」と沖縄で呼ばれる
時間(薄暗くなってくる黄昏時)
それまでに仏壇の掃除をして、供物の最終確認する。
早めに提灯や外灯をつけて家を明るくして、一日目のディナーである
ウンケージューシー(お迎えの炊き込みご飯)でもてなす。
初めてオバァに呼ばれてお盆の日にお邪魔したときは
別世界を見ているようだった。
オバァのダンナさんであるオジィは早くに病気で亡くなった、
オジィとは生前、それほど仲は良くなかったと聞いていた。
それでもお盆が近づくとソワソワと落ち着きがなくなり
ウンケー(迎火)の日は、まるで追っかけの女の子が
アイドル出待ちするように、「もうそろそろくるはずよ。」
と落ち着きがなくなる。
もちろんオジィの姿は見えていないが、オバァには確かに、
そこにいるオジィの姿がハッキリと見えているようで、変な感じになる。
以前はお盆の3日間は会社も役所も休み出会ったそうだが、
現在は送り火だけの休みとなっている。
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きじむな
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