上野新里にあるツマグロゼミ増殖施設で、7日夜、
ツマグロゼミが幼虫から成虫に脱皮する「羽化」が確認された。
という記事が新聞に大きく載っていた。
新里集落内にあるツマグロゼミ増殖施設をボランティアで
管理している人によると台風2号が通過した後の3日に
初めて1〜2匹程度の羽化を確認したという。
翌日の4日に一気に羽化が本格化して、約200匹の抜け殻が
5日までに確認された。
7日夜には、数匹のツマグロゼミの幼虫がゆっくりと土から
這い出て、同施設内の木に登り脱皮する神秘的な光景が
広がったという記事が載っていた。
ツマグロゼミは絶滅危惧種で中国、台湾、八重山諸島、
そして宮古島に分布し宮古島が北限である。
宮古島の中でも城辺字砂川、字友利の一部と上野地区の一部の
イスノキに生息が限られている。
上野にはツマグロゼミの増殖施設があり、ツマグロゼミを
天敵から保護し増殖することを目的として建設されている。
敷地面積1000m2 中央に位置し、施設は面積100m、高さ6・5m 地下1・5m。
強い台風にも耐えられるように設計されている。
梅雨の時期からツマグロゼミは鳴き始めるが昨年は長雨の影響で
ほとんど鳴き声が聞こえなかったそうだ。
今年は順調に羽化が始まったという記事である。
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