宮古島に初めてきたのは、何らかの撮影の下見だった。
撮影の下見のことを専門用語で「ロケーションハンティング」
「ロケハン」という。
今のようにネットなどない時代だったので、その地域の気象台まで
いって晴れの日など年間の気象を確認したりもする。
撮影場所は東急ホテルのビーチであった。
宮古島に到着して東急ホテルに着いて水着に着替えて
海に飛び込んだことを覚えている。
ロケハンの報告書には
「ホテルは東側、ビーチ側から太陽が上がる。透明度が良い。
遠浅の海、急に深くなる。流れてが速い。」
何人かの意見書は同じであった。
ビーチでの撮影には適しているが水中は危険であるというものだった。
真っ白な砂浜に透き通るような透明度の海。
5段階に分けられた危険度では、かなり危険であるという
報告書だった。
何の撮影であったのか覚えていないのに、当時の報告書に書いた意見は今でも
はっきりと覚えている。
東急ホテルの前のビーチ「前浜ビーチ」は、前に来間島があり
前浜を挟むような形で海峡になっている。
季節や潮汐にもよるが流れが早く、ときには足をすくわれることもある。
「9月にはクラゲ被害も多く報告されている。」
と書いたのが、ついこの間のような気がする。

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きじむな

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