いつまでもいれるわけではなにので当然、帰っていく。
海外へ初めて出たとき、本屋さんまたは、空港の売店で
「基本英会話集」を買った経験がある人もいるんじゃ
ないだろうか。
「こんにちは」「初めまして」「私は・・・・と言います。」
確かに基本的なことは書いてあるが、書いてある通り言葉が
返ってきても聞き取れず、使いものにならない。
食事に招かれたときに「いただきます。」って英語で何と
言うんだろう。「ごちそう様は?」
基本会話集と書いてあるのに意外と載っていない。
いただきます。ごちそう様は基本会話ではないのだろうか?
沖縄の空港に降り立つとどこか目につくところに
「メンソーレー(ようこそ)」と書いてある。
宮古島では、「んみゃぁ~ち」
八重山では「オーリトーリ」
宮古島では、「ありがとう」を「たんでぃがたんでぃ」と言う。
沖縄には「さよなら」という言葉はない。
沖縄方言辞典で「さよなら」を探すと
「ぐぶり さびらー」と書いてある。
「さよなら」が訛って「サビラー?」
違う違う
サビラーは、~します。 ~しましょうね。と言うときに使う。
沖縄でも宮古でも八重山でも正式な「さよなら」は、
私の知る限り存在しない。
人と別れるとき(方言で書くとややこしいので標準語にする)
「又ね!」「明日ね。」
「後からね。」
長い別れなら相手の身体を気遣って「元気でね。」
海を渡る人には「かりゆし(航海安全)」と言う。
沖縄には「さよなら」の概念はない。
寿命を終える人も先に行くだけで、何年かすればまた会える。
という感覚だ。
いつの頃からか、私も遊びに来てくれた人が帰るとき
「さよなら」という言葉を使わなくなった。
「また、いつでもおいでね。待っているからね。」
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kijimuna
ジョン
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