幾らくらいか?」と聞いてきた。どうして、
そんなことを聞いてくるのか、訳を聞くと、
漁師になりたいので漁業を教えてくれと移住
してきた人が頼みこんできているらしい。
「給料は要りません、船に乗せてもらって
手伝いをさせてもらえばいいです」と言って
いるそうだが、「そんなわけにもいかないしなぁ」
と困っている。気心の通じ合わない人を自分の
船に乗せて漁に出たくはない。
「海は静かなときばかりではないよ」と言ったそう
だが、本当のところは「邪魔だ!」と言いたいはずだ。
最近、このような人が多い。「漁師になりたい」
その気持ちもわからなくはないが漁業だけで食べて
いける生活をしている漁師は、そんなに多くはない。
漁師だから漁だけで生活をしていると思うのは、
チト早とちり。海に出れば一人!陸の時間と離れて
一人で生きていくのが性にあっているから漁に
出ている。自分の船で誰かの都合に合わせるような
ことはしたくない。漁業ってそんなに甘いもん
じゃぁない。
私も、「あれがしたい、これがしたい」と思えば、
回りのことなどおかまいなし、そんなところがある。
それでもひとつだけ「断れない人にものを
たのまない」と言うことだけは決めている。自分の
やりたいことを通すときは、とかくまわりのことが
見えなくなるもんだ。
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