誰もが黒マグロを釣りたいと願って糸を
垂らしているが、宮古島ではめったに
黒マグロはあがらない。
おもに、トンボ・キハダ・シビマグロが釣れる。
この広い海のどこにマグロが回遊しているのか
わかれば漁師は苦労しない。
そこで沖縄では浮漁礁(パヤオ)を設置している。
浮漁礁は宮古島近海(船で約2時間ほど)の
水深1.000mほどのところに錨で固定したブイや
ロープをつなげ、小魚を呼びよせ、それを食べに
やってくるしくみになっている。
今朝のローカル新聞にパヤオのいきさつが
書かれてあった。伊良部の漁師が南方の
ラバウル海域でカツオ漁をしていた昭和44年。
1週間も続けて流木から大漁をしたことを思い出し、
試験的に人工イカダをつくり、ラジオブイを
取り付け、魚群を追いかけるのに成功したそうだ。
今では沖縄全島近海にパヤオが設置されているが、
パヤオの開発者はなんと伊良部の佐良浜出身で、
現在は平良に住んでいる池村さんという方で
あるそうな。特許をとっておけば、さぞかし、
うやきんちゅう(お金持ち)になっていただろう。
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