うんたま森のキジムナー

バラスサンゴ

夕日の写真を撮りに狩又部落近くの
ビーチへ行くと熟年のご夫婦がいた。
私の姿に気づいたご主人の方が
奥さんの方に向かって目配せをする。
何やら怪しげな雰囲気・・・ 
都合の悪いところを見つかったような・・・・

気にせずに夕陽にカメラを構えていると、一度、
拾ったサンゴのかけらをポケットから
取り出して砂浜に戻していた。サンゴの
死骸くらい持って帰ってもいいじゃないの
どうせ箸置きか飾りにでもするのだろう。
バケツの十杯くらい取ったところで減りは
しない。本土の業者が持ち帰って問題に
なったことはあるが、個人がおみやげに
持ち帰るくらい良いと思うけど。いつもなら
「かまへんがな、好きなだけ持って
帰ったら」と声をかけるが、色々と自然に
敏感な方もおられるので声をかけなかった。

砂浜に打ちあがっているサンゴのかけらは石灰質、
その成分の98%が人体に吸収されやすい
炭酸カルシウムで、残りはパナジンやクローム、
炭酸ストロンチウム、マンガン
亜鉛など数多くのミネラル分となっている。
沖縄では古くからサンゴを粉末にして料理などに
用いることがある。与那国島ではサンゴを汁椀に
入れて塩で味付けした料理を子の誕生を祝う
儀式料理としているそうだ。

少しくらいおみやげに持ち帰るのはかまわないと
思うが、サンゴは死骸でも持ち出し禁止物に
なっているので、空港などで見つかればお叱りを
受け、下手すりゃ罰金ということにも
なりかねない。ご注意を・・・・

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