うんたま森のキジムナー

シネマ茶屋

私は知らない土地へ行っても、一人でおくすることなく
どんな店にでも入っていく。この宮古島でも限られた人しか
入らないような店でも平気で一人で入っていく。
おもに雀荘や飲み屋ではあるが、一人でも全然平気!
そんな好奇心の強い私が、どうしても気になっていて、
まだ、一度も入ったことのないお店がある。

店の名前は「シネマ茶屋」(おそらく喫茶店)
店の前には、昔の映画のポスターが張られてあって、なんとも
懐かしい30年代の時間がとまったような雰囲気がオーラとでも
言うのだろうか?
外からは中の様子がうかがえない。
一度、入ってみようと近くに車を停めて、しばらく
外から見ていたが、何人かお客さんらしき人が入っていった。

店に入っていくお客さんは、店に入る前にあたりを確認してから
入って行っているようなそんな気がする。刑事の張り込みの
ような気分だ。しかし、入って行く勇気がなかった。
中では昔の映画でもやっているのだろうか?
それともお客さん達があつまって映画全盛期の思いで話に花を
咲かせているのだろうか?気になる・・・・

映画の話で思い出した!知り合いのお母さんといっても80を
超えたオバァが病気で入院した。オバァがいなくてはオジィは
なにも出来ない。オバァがいたからこそ今日までこられたと
よく人前でも、はばかることなくオジィは言っていた。
オバァの病気は深刻らしく、お医者さんは、
「今のうちに好きな事をさせてあげてください」とオジィや
家族に言ったそうだ。オジィはオバァの傍に寄り添い、
「今、一番何がしたい?」
と聞くとオバァはかすれた声でオジィにはすまないが
「裕次郎に会いたい」と一言。
オジィは「もうすぐ会えるさぁ」と言ったとか・・・・


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「宮古島」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事