と仕立屋にだまされた裸の王様
「おお、これは素晴らしい服じゃ、
どうじゃみなのもの?」
感想を聞かれた回りの者達は、どう答えて
いいのやらわからない。
返答しだいでは首が飛んでしまう。
「よくお似合いです」と一人が答えれば
回りの者達も声を合わせて「よくお似合いです」
と答えた。
これはアンデルセンの物語。
ある男性のお客さんに「この海水パンツ幾らと
したと思いますか?」と聞かれた。
自分で買ったこともないので値段など想像もつかない。
珠ちゃんもカラカラ先生も女性の水着に関しては、
およその値段を知るけれど男性物はチョット・・・・
「で、幾らしたの」と聞けば、二万五千円!
「エッー」とさすがにビックリした。
その方も海水パンツなどあまり買ったことが
なかったそうで、レジに持っていって
値段を聞き驚いたそうだが、後にひけず買って
しまったそうだ。「どう思います?」と聞かれても
「お似合いですね」としか答えられない。
だって海パンに二万五千円も出してしまった方に
「似合わないよ」とはとてもとても言えるわけがない。
どうしても感想を聞きたければ、海パン一丁で
歩くしかないだろう。どこかの子供がきっと本当の
ことを言ってくれるに違いない。
↑下地島「通り池」
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