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うんたま森のキジムナー

妖怪日

月日の語呂合わせで「なんとかの日」というのがある。
3月3日はミミの日、5月8日ならゴーヤの日など。
8月8日は「妖怪の日」の日。
河童で有名な遠野物語など、日本各地の民間伝承に光を
あてた日本民族学の祖、柳田國男の命日でもあるとか。
また、妖怪で有名なゲゲの鬼太郎を描いた水木しげるの
誕生日も8日だそうだ。
妖怪と8日(ヨウカ)の語呂合わせで妖怪の日。

妖怪という言葉はマンガやテレビが普及されるように
なってから一般に知られるようになった。
実は、沖縄には昔から「妖怪日」というのがある。
旧暦の8月8日から11日頃を「ヨーカビー」(妖怪日)。
帰りそびれた浮遊霊がウロウロしている時期で、
昔は火の玉がよく見えるといわれていた。

火の玉がが見えた家からは死者が出るといわれ、沖縄では戦前まで
集落の勇敢な男性が集落の辻に立ち交代で見張りに立っていた。
沖縄の中部地方では送り火にエイサーが行われる。
このエイサーで爆竹を鳴らす行為がたびたび問題となる。
今でも地域によってはエイサーだけでなく、爆竹を鳴らして浮遊霊を
撃退する習慣もあるそうだ。


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コメント一覧

きじむな
宮古島では爆竹は使いません。
沖縄本島でも中部の方が多いですね。
宮古島の上野村では、伝統の大綱引きが行われました。
ダイバー
爆竹は中国が発祥でしょうか? 台湾や東南アジア、沖縄から長崎まで・・・🐾 伝来の詳細は把握しておりませんが、今に残っている地域の伝統行事はいつまでも残して置きたいものですね🙂
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