「文化財指定 魚垣」と書かれた看板が見える。
遠浅の海にVの字型に石を並べ潮の干満を利用して魚を取る
昔ながらの漁法。その歴史は古く、1771年の明和の大津波の
前からあったものだと言われているが、はっきりした年代は不明。
「魚垣」と書いて「ナガキ」と読む。
昔は宮古島本島にもいくつかあったそうだが、今も
残っているのは、佐和田の浜の一つだけで、今でもこの魚垣で
漁をしている。(個人の所有するもの)
以前、テレビのクイズ番組でこの魚垣の撮影の
現地コーディネートを頼まれ持ち主を探して撮影のお願いに
行ったことがある。
「いいよぉー 勝手に撮影すればいいさぁー」と快く返事を
いただいたその漁法で魚を捕っているところもお願いしたのだが、
撮影当日になって
「今日は潮が悪いから行かないよぉー」とドタキャン!
撮影班からタレントさんまで来ているので
中止にするわけにもいかず。
急きょクバガサ(漁師がかぶる帽子)を買ってきて、
オジィ漁師に扮して遠くから撮影を行ったことがある。
その番組を見ていた方には申し訳ないけれど
あのオジィ漁師は、私なんですよ・・・・・
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