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うんたま森のキジムナー

与那覇湾

市内から下地町にむかって走ると右に与那覇湾が
見えてくる。水深2mほどの遠浅で、毎年3月の大潮の日には
潮干狩りやサニツ浜カーニバル、潮の引いた浜で
競馬などが行われる。水鳥達の生息地でもありラムサール条約の
候補地にもなっているそうだ。
地元では部分的にサニツ浜と呼んでいる。

この与那覇湾から東急ホテルのある前浜ビーチまで、海の中は
リュウキュウスガモなど絶滅危惧種に指定されている海草が
ビッシリとはえているところがある。
海草・・・・あまり聞き慣れない言葉。
海藻と海草の違いは、海草には根、茎、葉が
あることで、海の中で花も咲かせる。
残念ながら、海草の花を見たことがない。
おそらく見てはいるだろうが、気付いていない
だけなのかも知れない。

海草はジュゴンの餌で、一昔前まで、この与那覇湾一帯には、
たくさんのジュゴンがいたとオバァから聞いたことがある。
琉球王朝時代、ジュゴンの肉は王様しか食べることが
出来なくて、不老不死の薬と言われていたそうだ。
オバァは子供の頃に食べたと言っていた。
戦後は貴重なタンパク源だったのだろう。

今はジュゴンを捕るようなことはないので、もしかすると、
いつの日かジュゴンが戻ってくるかも知れない。
数年前にこの与那覇湾で漁をしていたオジィがジュゴンを
見たという話もある。


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