宮古島のメインストリートである西里通りでも、
新しい居酒屋が出来てはつぶれそして叉、違うお店が出来る。
「あれっ?こんなところにお店があったけ?」
「前の○○がつぶれてあたらしく出来たお店だよ。」
何回、この言葉を聞いたかわからない。
店の名前を覚えたら、もう閉店して違うお店になっていると
いうような現象が起こっている。お店を開業するまでは、
色々な予測計算をするのだろうが、いざオープンすると
うまくいかない。始める前までは「捕らぬタヌキの皮算用!」
ウチの母は生粋の商売人!
世の中すべて得か損かで判断する人だった。
一代で多いときには、私が知っているだけで4~5軒の店を
切り盛りしていたのだから商売を始める人達がいつも
ひっきりなしに相談にやってきていた。
パラパラと数字を見て「あんた、こらアカンわ!
仕入れが3を超えとるやないの!」
よく思いだせないが、商売には3:3:3:1と言うのが
あるそうだ。家賃、人件費、仕入れだったように記憶しているが
さだかではない。
この比率から脱線すると「商売は絶対にうまくいかない!」
というのが母の哲学だったのだろう。それにしても、
出来てはつぶれ、そして叉出来てはつぶれる。
新しい店が出来たと聞いたら、早目に行っとかないと、
行こう行こうと思っているあいだに、新しいお店にかわっている。

パイナガマ食堂は、移転することになりました!