うんたま森のキジムナー

三が日

正月の3日目は、海から戻ってくると漁師連中が
酒で真っ赤な顔をしてショップで待っていた。
(もう、ずいぶん前の話)

宮古島の正月は、本来、旧正月に行うもので、正月など
関係なくキビ刈りシーズンなので、畑に行っていたが、
島を離れていた家族が正月休みを利用して戻ってくる
ようになったので、今では普通に正月を祝う。

元旦は家族で、二日目は親族に挨拶回り、
そして三日目は、朝から友達や仲間の
家を連なって回る「家回り」(ヤーマワーリ)
私たちは、朝から海に出かけているので、順番は最後。
ほろ酔いどころか、完全に出来上がってる状態で
やってくるので、中にはショップの床で
転がってるやつもいた。

海から戻ってくるなりオトーリが始まるので、お客さんも
一緒になって飲んだものだ。
今思えば、懐かしい・・・・
誰もが歳を積み重ね、持つものが多くなった。
バカな飲み方もできなくなり、大人になったという
ことかも知れない。

かわらないのは、海に出ていることだけ。
何もかもが少しずつ変わって行く中で、かわらないのは、
今年も海に出ていることだけ。


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