うんたま森のキジムナー

初セリ

4日は初セリ いつまでも正月気分ではいられない。
港に行っても、道で誰かとすれ違っても、
出会う人の顔は「飲み疲れ」

4日のセリに間に合わせるために3日の日に
漁師は漁に出る。どの漁師も初漁には緊張する。
最初の日に魚が獲れなければ、今年1年
魚が獲れないような気になってしまうものだ。

そんなことも2~3日たてば忘れてしまうのだから。
と、言いつつもやはり気を引き締める。

公設市場のオバァ達が、まだ現役だった頃は、まるで子供に
お年玉をあげるような気持ちで、普段の魚の値段に
上乗せした値をつけてくれた。
そんな習慣もなくなってしまった。
漁に出ていた頃は、いつまでも続くと思われてた当たり前の
ことが、少しずつ消えていく。
物忘れが多くなるのと同じように、大切なものを忘れて
いっているような気がします。


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