うんたま森のキジムナー

友達が産まれたばかりの赤ん坊を連れてきた。
抱き上げると、まだ見えているのか見えて
いないのかわからない瞳が綺麗。
真っ白な目の中に透き通るような黒い瞳。
子供の目は美しい。人は伝えたいことがある
ときに相手の目を見て話す。聞いているのか聞いて
いないのか、相手の目を見れば、目は口ほどに
ものを言う。

歳を重ねることに、色々な経験をして色々なものを
見て、目がよどんでいくと言う人もいるけれど、
歳がいっていても美しい目の人はいる。
きっと良い環境にいて素晴らしい人たちに
かこまれているのだろう。偉そうなことをいえる
立場ではないけれど、毎日、たくさんの人と
出会っていると「綺麗な目をしている人だなぁ」と
思う人に出会うことがある。

漁に出て魚をモリで突くとき急所を狙う。一晩に
約40キロ、20匹~30匹の魚を捕る。
急所は目のすぐ斜め上で目から数センチのところ、
狙う瞬間にまず目を見る。捕られる魚も一瞬こちらを
見る。こんな仕事をしている意外の人は
「かわいそう」と言うかも知れないが、そのときの
魚の目はダイヤモンドのように美しい。
たとえそれが海の中で何年も生きた老成魚でも
美しさはかわらない。海の中と言う、素晴らしい環境の
中で生きてきた証なのかも知れない。久しぶりに鏡に
映った自分の顔を見て、まじまじと自分の目を
眺めると、白く濁ってきてはいるが、若い頃より良く
なったような気がする。気のせいかな・・・?
明日、生きているうちにオバァの目を見てやろう。
いつもバックミラー越しにしか見たことがないからなぁ~

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