うんたま森のキジムナー

車社会

伊良部大橋が開通して1年がたった。
今、「負担」という面で、高校への通学問題が出てきている。
定期船就航時に比べ保護者の負担が大きくなっているそうだ。

伊良部高校の校長によると、
「船の時代よりは、交通費は確実に家庭を圧迫している。」
と指摘している。伊良部島から宮古高校に近いバス停までには、
バスの乗り換えが必要で時間も40分ほどかかる。
さらに往復でバス代も二千円で交通費の面でも保護者の負担は
厳しい。特に宮古工業高校へはバス停からの距離もあるので
通学に時間も要する。
中には金額的にタクシーに4~5人で分乗し割り勘にする方が
安いとして通学しているケースもある。

沖縄は、あまり歩かない。途中に自転車置き場を作るなり
色々な意見が出ているそうだが自転車に乗るような習慣がない。
伊良部島に限ったことではなく、宮古の小学校や中学校の
通学時間帯に学校の前を通ると親が車で送迎をしている
多さに驚くだろう。私の時代に車で送迎してもらっているような
生徒はいなかった。

運動会ともなると学校近くは車で渋滞して違法駐車などの車で
通ることができないこともしばしばある。
沖縄では100m先のコンンビニに行くにも車といわれるほど車社会。
そしてすぐにタクシーに乗る。もう少し歩くようにすればある
程度の解決策が見つかるかもしれない。


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