うんたま森のキジムナー

クマノミ

水中メガネをつけて海にドボーンと飛び込むと、
そこは別世界..

沖縄ではカラフルな魚たちをたくさん見ることが出来る。
重い空気ボンベを背負わなくても、
海の中を見ながらプカプカと浮いているだけでも気持ちがいい。
沖縄で見られる人気のある熱帯魚のクマノミ。
映画の影響なのか、「ニモがいるぅ~」と言う声をよく聞く。
ニモは「カクレクマノミ」およそ沖縄で見られるクマノミは、
クマノミ・ハマクマノミカクレクマノミ・ハナビラクマノミ
セジロクマノミ・トウアカクマノミの6種類かな。
ダイバーが初めに覚える魚もおそらくクマノミだろう。

クマノミの線の数で
「イチ(1)ハマ・ニ(2)クマ・サン(3)カクレ」
このような覚え方をする。
意外と知られていないがクマノミはスズメダイの仲間で、
必ずイソギンチャクと共生している。
イソギンチャクは刺胞に毒を持ち
他の魚からクマノミを守ってくれている。
クマノミはそのお返しにイソギンチャクに餌を与える。

クマノミの名前の由来は、体色が色分けされた
歌舞伎の隈取に似ていることからクマノミと言う名がついたそうだ。
海に潜ってクマノミを見ない日はない。
それでも初めてクマノミを見たときは、感動した。

ダイビングガイドがお客さんに紹介する定番の魚クマノミであるが、
ガイドそれぞれ紹介の仕方が違うので、ガイド力が試される。
ダイビングガイドにとってクマノミに
採点されているような気になることもある。


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