うんたま森のキジムナー

スロット

宮古島には、もうほとんどパチンコ台を置いている店はない。
パチンコよりもスロットマシンを好むからだ。

宮古島の挨拶は「んざんかい」(どこに行くのか?)
HelloではなくHow are youに近いかな。
I am fine!は、「かまんかい」(あっちよ)とまぁこんな感じ。

そのときにスロットマシンをするゼスチャーをすれば
マシン屋に行く。パチンコ屋とは言わずマシン屋と言う。

公営ギャンブルのない沖縄では、このスロットマシンが家庭内の
深刻な問題となっている。
本土で言うパチンコ依存症、沖縄ではマシン依存症だ。
給料が15~6万なのに、マシン屋で買うコイン代は2万~3万円!
いったいどこからこのお金が出てくるのか?わからない。
大当たりすれば20万~30万は当たり前。
このあいだ乗ったタクシーの運転手さんは、
「昨日は60万勝ったさぁ~」と言っていた。

海が荒れれば、マシン屋には漁師や工事関係者勢ぞろい。
普段でもほとんど座る台が開いていないほど満員である。
沖縄には「沖スロ」なるものがある。私は賭け事をしないので
よくは知らないが、米軍統治時代の影響なのか沖スロのコインは、
他のスロットマシンのコインより大きい。
そして沖縄らしいハイビスカスや島、海、シーサーの模様などが
あしらわれている。

昔は地元のパチンコ&マシン屋もあったが、今は、
すべて本土企業になっている。
宮古島で稼いだお金が本土へと流出していることが腹立たしい。
マシン屋が無くなれば、離婚率もさがるだろう。


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