うんたま森のキジムナー

ハロウィン

初めてアメリカ行ったとき飛行機の窓から見える景色を
見てゴルフ場みたいな国だなと思った。
降り立ったのはアアトランタ空港で、税関を通るとき
緊張していた。自分の順番が回ってきてパスポートを出したとき
仮装している職員を見て驚いた。
荷持つを運ぶポーターも空港職員もショップの店員まですべてが
仮装していた。
10月31日ハロウィンで今だに忘れられない。

カボチャをくりぬいて顔を作ったものがあちこちに飾られていて、
それがジャック・オーランタンという名前であると知ったのは
このときだったと思う。

アトランタから国内線をトランジットしてフォートマイヤー
空港に到着してタクシーに乗るとドライバーまで仮装していた。
アメリカでは盛大にハロウィンパーティーをする。

沖縄本島の民宿に長期滞在していたとき、民宿のオバァが
青いTシャツに赤い文字でSと書いたパッチワークを
縫い付けていた。
「何をしているの?」と聞いたら、
「オジィがスーパーマンするってよ。」訳のわからない事を言う。
オジィは米軍基地内で働いているそうだ。ハロウィンだから
仮装していく準備をオバァがしてたというわけ。
今ではシャッター通りになっているが、コザの
パークアベニューは昼間っから仮装している人が多かった。

米軍統治が長かったので、沖縄では、ハロウィンをよくしている。
仮装している子供たちがファミレスに集まっていた。



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