うんたま森のキジムナー

マグロ


マグロの消費量は日本が世界一。
自然保護を訴える人たちは、マグロの絶滅を
危惧している。漁獲高も年々減少の一途を
たどっているそうだ。
テレビなどで見る遠洋マグロ漁船の映像を見ていると
「根こそぎ」と言う言葉が伝わってくる。
引き網トロール船で一機に何百トンと
大きさも関係なく捕るのだから
いずれマグロも近い将来、
絶滅危惧種になる日が来るのかも知れない。

宮古島では一本釣りでマグロ漁をする。
マグロにも種類があってピンからキリまで。
黒マグロ、キハダマグロ、トンボマグロ、シビ・・・
黒マグロが釣れる確立は宝くじに匹敵する。
ほとんどがキハダ、トンボ、シビマグロ。
この広い海でもマグロの通り道、
釣れる魚場は限られていて、
「みんなで大漁」なんてことも珍しいことではない。
そうなれば「大漁貧乏」というやつで、
値崩れを起こして最悪の場合は売れないということもある。
20㌔~30㌔もあるトンボマグロを親戚や
知人に貰っていただく。
すると需要も薄くなり悪循環が起こる。
本土であれば売れないようなシビマグロは
ペットフードなどを扱う業者が引き取って
くれるそうだが宮古島にはそのようなところはない。
「以前は売れないマグロをあげるよ」と言えば、
喜んでもらってくれたそうだが
「今は食べるものが豊富であまっているからなぁ~」と、
ある漁師がポツリとつぶやいていた。
幸か不幸か幸いにも宮古ではマグロは釣れている。
絶滅で食べられなくなる心配は今のところないけれど、
売れなければ絶滅と同じようなものかも知れない。


マグロは好きだにゃぁ~

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