沖縄では、ユッカヌヒー(四日節句)
一年の漁の吉凶を占い、航海安全を祈願する
ユッカヌヒー。
そして翌日5日が、ハリー競争。
昔は子供たちにとって「盆と正月」がいっぺんに
来たようなうれしい日であったという。
年に一度「玩具市」が並び、好きなオモチャを
買ってもらえる日であったそうだ。
実は、この日は、もともと厄日であった。
「世果報(ゆがふ)」(幸福)をしこたま積んだ
ハーリー舟で賑やかにドラを鳴らすのも厄払い。
かつては、その一年の間に産まれた赤ちゃんを
厄から守る意味で、
「ウッチリクブサー(起き上がりこぶし)ダルマを
プレゼントする習わしもあった。
送るのは母方の女性親族。
とくに母親の姉妹から送られる品は、ウナイからの
お守りとして大事にされた。
こういう昔の話をオバァから聞いてきたが、
実際にはこういう習わしは絶滅していて
今では糸満の漁村に残っているくらいだと言われている。
毎年、各漁村で盛大に行われるハーリー競争も
昨年に続いて今年は自粛ムードとなっている。
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きじむな
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