うんたま森のキジムナー

ヌーズ

雨が降ると庭に現れる「ヌーズ」
方言から推測すると「野」の「土」と察するのだが。
陸の海藻といわれている。

晴れているときはどこにも見えないが、
雨が降ると、庭のそこらじゅうから現れる。
オバァがいうには、昔は馬場の近くや
馬糞の傍らでよく採れたそうだ。

「エッ そんなの汚いじゃない。」と言ったら、
そういうところのほうが栄養分が
あって薬にも効くという。
昔は脚気の薬として使われていたらしい。

採るのは簡単!砂や汚れを落とすのに
長い長い水洗いをする。
調理メニューは2品。
シーチキンとヌーズで炒めたものと、レタスと
合わせたサラダ。

採って製品にして調理することを考えれば、
道の駅などで買ってきた方がよほどらく。
公設市場の全盛期には、市場に行くと雨の後には
売られていた。

今ではヌーズが食べれることを知らない人の
ほうが多いだろう。わざわざ採ってきてまで
食べたいようなものではない。
雨上がりに湧き出てきたヌーズを見ると、
オバァのことを思い出す。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

きじむな
一度食べたことがあります。
磯の香がしました。
宮古島は夏日です。
気温は25度をこえました。
暖かくなってきました。
ダイバー
千葉外房の一部の地域で豊富に採取できた「青海苔」👍 お正月のお雑煮に欠かせない地元の食材で、存在感はお餅以上🙋 子供の頃はご飯茶碗に山盛りに入れて食べました☺ 最近は気候の関係か入手が困難で大変な貴重品になってしまい、10枚で1万円ほどもします😅 そんな高値でも八方手を尽くして、お正月様に用意しています😭
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「宮古島」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事