方言から推測すると「野」の「土」と察するのだが。
陸の海藻といわれている。
晴れているときはどこにも見えないが、
雨が降ると、庭のそこらじゅうから現れる。
オバァがいうには、昔は馬場の近くや
馬糞の傍らでよく採れたそうだ。
「エッ そんなの汚いじゃない。」と言ったら、
そういうところのほうが栄養分が
あって薬にも効くという。
昔は脚気の薬として使われていたらしい。
採るのは簡単!砂や汚れを落とすのに
長い長い水洗いをする。
調理メニューは2品。
シーチキンとヌーズで炒めたものと、レタスと
合わせたサラダ。
採って製品にして調理することを考えれば、
道の駅などで買ってきた方がよほどらく。
公設市場の全盛期には、市場に行くと雨の後には
売られていた。
今ではヌーズが食べれることを知らない人の
ほうが多いだろう。わざわざ採ってきてまで
食べたいようなものではない。
雨上がりに湧き出てきたヌーズを見ると、
オバァのことを思い出す。
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