うんたま森のキジムナー

事件

犯罪心理学の本に、満月の夜は普段に比べ、
犯罪件数が多いそうだ。
そして異常に蒸し暑い日に暴動が起こる確率が高いとか・・・・
何かに心がかりたてられるのかな?

けたたましく鳴るパトーカーのサイレンの音。
たまたまタクシーに乗っているときラジオから
「強盗事件発生」のニュースが流れた。
翌日の新聞には大きな見出しで「商店に強盗!」
追跡者に怪我負わす。

3時間後にスピード逮捕。
午前10時頃、市道に面した商店に、ハサミのような物を
手にした男が入り、ペットボトルなどを奪って逃走する
強盗事件が発生した。男は追跡してきた無職の男性(71歳)を
蹴り、頭部擦過傷などの怪我を負わせて
車で逃走した。
宮古島署は緊急配備を敷き、事件から3時間後に逮捕!

逮捕された男は調べに対し「金がなかったから」と
容疑を認めている。
ペットボトルだけなら、叱られるくらいで済んだものを・・・・

こういう事件が起こるのは珍しい。
もっと珍しいことに、この新聞の記事の下に
他の事件が載っている。
「三線を盗んだ無職の男逮捕」無断で住居に侵入して、
時価2万4千円のサンシンを盗んだ。
サンシンでは安い方。

そしてその下に別の事件。
住所不定無職の男が住居侵入。「忍び込み、貯金箱を盗む」
現金2千8百52円が入った貯金箱を盗んだそうだ。

なんと新聞の1ページに3件もの事件。


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