スタッフが握っている。一人当たり2~3個を目安に、
約50個ほど握る。今日は、シソふりかけと、梅干し入りの
オムスビのようだ。
オムスビの具といえば、梅干しが定番であるが、
沖縄では誰に聞いても「油味噌」と答えるだろう。
沖縄では「アンダンス」という。
アンダが油のことでンスは味噌のこと。
豚の油で味噌を炒めたもので、炊き立ての白い
ご飯にのせたり、オムスビの具として
遠足や運動会には欠かせない沖縄の定番である。
オバァの送り迎えをしているときは、
オバァからよくもらった。そろそろなくなりそうになると、
まるで計ったようにオバァからいただく。
冷蔵庫の中には、いつもオバァの作った油味噌があった。
昔は、どこの家でも自家製の油味噌が常備されていた。
それなのに近年、油味噌は絶滅危惧食化している。
手作りする家が激減したこと、母親がそのようなものを
作らなくなったのか、親から教わらなかったのか、
単に料理をしなくなったのか、原因があるのだろう。
スーパーや市場にいけば売られている。
作るより買った方が安い。
コンビニでは、やはり油味噌のオムスビがダントツ一位で
売れているそうだ。
沖縄生まれでないので、やはりオムスビは、
梅干しかオカカの方がいい。
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kijimuna
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