うんたま森のキジムナー

黄砂

八重干瀬からの帰り「さぁ、帰ろう??????」
あれっ ここはどこだ?
帰る方向に見えているはずの池間島が見えない。
普通なら南の奥に伊良部島が見えて、近くに
池間島と宮古島が見える。
360度見渡しても島が見えない。

「黄砂だ。」

以前ならコンパスを見ながら帰ってきたが、
今は航海計器の発達により
衛星航法装置 GPSが自船位置と行先を教えてくれる。

モンゴルのゴビ砂漠や華北の黄土地帯では
春先に強風で大量の砂が吹き上げられる。
太陽は輝きを失い、空の色が黄色っぽくなる。
それを黄砂と呼んでいる。

黄砂は上空の偏西風に乗って、日本に飛来する。
ここ沖縄付近では、秋から梅雨時期にかけて
黄砂現象がみられるが、4月が圧倒的に多い。
昔、麦を作っていたころは黄砂による
被害があったそうだ。

八重山では、霧のことを「イン・ギリ(海霧)」
と呼び、黄砂のことを「ヤマギリ(山霧)」
と区別していたという。
黄砂だけならいいけれど、一緒にPM2.5もやってくるのは
やめてほしい。


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コメント一覧

ダイバー
夜明け前に出立した八ヶ岳の山中で濃霧に行く手を遮られたことがありました。コンパスだけが頼りの山歩きは遭難と紙一重の状況でした😅 箱根での縦走中に想定以上に時間を要してしまい、日没のためにすっかり方向を見失い、必死の思いで行動し、奇跡的に下山が出来ました😓 どちらも妻と一緒でしたので、心の何処かに冷静さを保ちつつ行動し続けることができました💕 ダイビングでも「バディ」は命の砦、人生の伴侶ですね☺
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