「火事にならないよな?」
あんなに火の粉が舞い上がるし、今じゃ、辺り一面に煙がたちこめている。
…だよなぁ~
最早、蜂どころじゃない!
本来の計画では、ココで昼ご飯を食いに帰った後に、再び掃討作戦に移行する手筈だった。
火事の心配がないか確かめようにも、小屋の周りはスズメバチがブンブン飛び交っていて近づけない。
小屋が燃えたりしたらシャレにならない。
不安だ。
ジリジリと時間が過ぎる…
我慢のきかない俺達には限界だ。
決死の覚悟で見に行くことにした。
依然として、蜂はブンブン飛び回っている。
もう、こちらには戦闘継続の意思は無いのに…憎たらしい!
裏手に回り込み、慎重に近づいて火の気がないか確かめる。
大丈夫だ…
でも何か今ひとつ自信が持てない。
ちょっぴり不安。
「こうなったら水をぶっかけよう」
それしかない!
バケツに水を入れて、出来る限りの距離を取り、一斉に小屋に向かって放水!
ダッシュで退却だ。
蜂の反撃は無い模様。
なんだ? モノ足りない!
とりあえず、もう一回。
絶対安心のために、また一回。
戦いがやっと終わった…
みんな、心身共に消耗激しく、おとなしい。
だが明日には回復して、
「スズメバチの巣を爆破してから、トドメに水攻めにしてやったぜ♪」
とか言って自慢しまくるに違いない!
俺は、「大したことじゃない」っていう感じでクールにいこう。
その方が絶対にカッコイイ! ニヤリ
終
(かわいい顔してこんなことをしてたとは、油断ならないガキンチョどもだ。
きっとまだまだコノテの話があるに違いない。
ツレよ、・・・おもしろい子ども時代送ったなあ)
ツレは休みなく物語り続け、精力を使い果たした。
今は、抜け殻のようになって風にふらふら揺れている。
ありがとう、おかげでおもしろかったし、チビツレのことがよくわかった。
こういうのを経て、今のきみがあるんだね。
栄養つけて元気になったら、また物語を始めてね、待ってるから。
読んでくれたかたへ
よろしければ一言感想などお書きください。
ツレに話して聞かせます。
あんなに火の粉が舞い上がるし、今じゃ、辺り一面に煙がたちこめている。
…だよなぁ~
最早、蜂どころじゃない!
本来の計画では、ココで昼ご飯を食いに帰った後に、再び掃討作戦に移行する手筈だった。
火事の心配がないか確かめようにも、小屋の周りはスズメバチがブンブン飛び交っていて近づけない。
小屋が燃えたりしたらシャレにならない。
不安だ。
ジリジリと時間が過ぎる…
我慢のきかない俺達には限界だ。
決死の覚悟で見に行くことにした。
依然として、蜂はブンブン飛び回っている。
もう、こちらには戦闘継続の意思は無いのに…憎たらしい!
裏手に回り込み、慎重に近づいて火の気がないか確かめる。
大丈夫だ…
でも何か今ひとつ自信が持てない。
ちょっぴり不安。
「こうなったら水をぶっかけよう」
それしかない!
バケツに水を入れて、出来る限りの距離を取り、一斉に小屋に向かって放水!
ダッシュで退却だ。
蜂の反撃は無い模様。
なんだ? モノ足りない!
とりあえず、もう一回。
絶対安心のために、また一回。
戦いがやっと終わった…
みんな、心身共に消耗激しく、おとなしい。
だが明日には回復して、
「スズメバチの巣を爆破してから、トドメに水攻めにしてやったぜ♪」
とか言って自慢しまくるに違いない!
俺は、「大したことじゃない」っていう感じでクールにいこう。
その方が絶対にカッコイイ! ニヤリ
終
(かわいい顔してこんなことをしてたとは、油断ならないガキンチョどもだ。
きっとまだまだコノテの話があるに違いない。
ツレよ、・・・おもしろい子ども時代送ったなあ)
ツレは休みなく物語り続け、精力を使い果たした。
今は、抜け殻のようになって風にふらふら揺れている。
ありがとう、おかげでおもしろかったし、チビツレのことがよくわかった。
こういうのを経て、今のきみがあるんだね。
栄養つけて元気になったら、また物語を始めてね、待ってるから。
読んでくれたかたへ
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ツレに話して聞かせます。