akiraのたわごとreborn

かっちょいいシンセと、おいしいお酒と、楽しいゲームに囲まれたいakiraの日々のたわいのないたわごとです。

I love TM NETWORK, too!

2008-06-01 17:37:11 | インポート

あーあ、なんだか、ろくに更新しないまま、5月が終わっちゃった・・・

いかんですねえ。

というわけで、心を入れ替えて(?)というわけではないのですが、6月は1日目からちゃんと更新するであります!続く自信はあまりないけど・・・

さて、今週から6月です。6月第1週、つまり今週ですが、実はとーっても楽しみにしていました。それは、6月4日の水曜日に発売になるあるCDが待ち遠しいからです。それは・・・

「I LOVE TM NETWORK」

きたーっ!TM関連のCDだっ!

簡単に言うと、他人の手によるトリビュートアルバムです。

TMの曲って、小室本人だったり、また他のアーティストだったりが既に色々な曲をリミックスしているので、また?みたいな感じも初めはしなかったわけでもなかったのですが、iTune storeで「Get Wild」と「Be togther」の2曲が先行配信になっていたので、とりあえず視聴してみたところ・・・

・・・

・・・

・・・

かっちょえ~!!!

いや、まじかっこいいっす。原曲の良さを十分に引き出すリミックス。曲がいいから、とかではなくて、TM NETWORKが好きでたまらないといった人がアレンジしたような感じ。

この感じは・・・そう、私の中では小室チルドレンの一番と思っている浅倉大介の曲を聞いたときと全く同じ感覚です。

こんなアレンジするの、誰なんでしょ?

・・・

・・・

・・・全曲に参加しているのが・・・

Kei Kohara

・・・知らん。

何者ですかね。ちょっと興味をもったので、ネットで調べてみました。

クラブ界では既に有名な方みたいですが、その経歴をみて納得。

彼が音楽を始めたきっかけというのは「EOSサーキット」というオーディションで入賞したことらしい。

「EOSサーキット」・・・懐かしいっ!

以前、人気の絶頂にあった小室哲哉はシンセサイザーをもプロデュースしていました。それがYAMAHAから発売されていた「EOSシリーズ」

小室哲哉がプロデュースするようになって第2弾のEOSが「EOS B500」という機種。

この時期はTM NETWORKがTMNにリニューアルし、その音楽も今までのダンス調のものからロック調に変わった時期です。これを反映してEOS B500はロックを中心に幅広いジャンルをカバーできるシンセになりました。さらにEOSシリーズにして初めてシーケンサーを搭載した機種でした。また、EOS全般を通して言える特長は、スピーカーを搭載していること。つまり、1台で音作り、作曲、打ち込み、演奏全てが可能なワークステーションシンセサイザーとなった初めてのEOSがB500だったわけです。小室哲哉の人気もあいまって、音楽をしたことがない人でも操作できるというのが売りでした。

様々な機能を搭載したため、他のシンセと比べて、音自体はそれほどいいものではなかったように思いますが、敷居の高かったシンセサイザーというものを、誰でも楽しめて、音楽として個性を表現できるツールにまで押し下げたというのがEOSシリーズの一番の功績ではないかなと思います。

さて、アイデア斬新な小室哲哉はシンセをプロデュースするだけでなく、このEOS B500を使った音楽オーディションを全国で開催しました。

それが、「EOSサーキット」

私はまだ高校生でシンセを持っていなかったので、具体的な内容は知りませんが、たしか「オリジナル部門」や「TMのコピー部門」などがあったと思います。このEOSサーキットで受賞した人たちの曲をCDで聞いたことがあるのですが、とーっても素人とは思えない楽曲たちでした。EOS B500の完成度もさることながら、これをツールとして音楽を表現できる人たちがたくさんいることに幼い私は衝撃を受けたのを覚えています。

この受賞者の一人だったのが、「Kei Kohara」。

いやあ、この人、おそらくTM NETWORKのこと、今でもすごーい好きなんだと思う。それが同じTMファンとして感じ取れるアレンジがなされている今回のアルバム。とりあえず、格好よさそうにアレンジした人のものとはわけが違います。久々に心躍ったもん。アルバム紹介のところにも「リスペクトをこめて・・・」とちゃんと書いてあったし、しかも、このアルバムはTM NETWORK公認のトリビュートアルバムなんだとか。

というわけで、今月はTM NETWORK月間になりそうな予感。

CDの感想はまたあらためて。