Kikicocoの道草JiのRC機製作雑記

バルサキット機の製作や余暇を気まぐれに雑記しています
製作画像や飛行場風景の他若干の簡単電子回路・生活・などなど

可動翼紙張り

2012年05月17日 | 塗装下地

紙張りを始める!

可動翼は 絹張りと紙張りの重ね張りで

絹張りを終えたので 紙張りを始める

絹は DOPEで目を全て埋めていますと言うか

DOPEを 3回ほど上から塗った状態にします

Kinu_2DOPEを塗った絹面

紙を重ね張りをしますので

完全に目が埋まって無くても良い 

 

紙張り手順 

1) 紙を張る面に 水で霧吹きをする

 

Kami003 濡れた上に紙を被せる 

 

 

2) 軽く引っ張りながら 紙のしわを無くする

Kami004 紙は少し大きめに切って置くと

 引っ張り易い

 

 

3) 紙の端からアセトン又は万能シンナーのみで留めていく

片側から順番に留めていく

Kami001_2 小さな.しわを伸ばしながら

 仮留めをする

 

アセトン又はシンナーにより 絹に塗られたDOPEが

溶けて紙に染み込み接着状態になる

これは仮つ付けです

塗装下地はDOPE を2~3回塗り、タルク処理をするが

仕上げ削りの余裕を考えるとDOPE を4~6回塗ると、タルク処理削り時に下の紙まで削ることない

4) 紙のしわの修正部分は アセトン又はシンナーを

   もう一度塗ると 溶けて剥がれますので修整出来ます

溶剤作業には専用防護マスク等必ず着用して下さい

5) 紙の仮固定が済んだら 余分な紙をカットします

  ツナギ重ねは 3mm程度が 一般的な合わせですが

 外観として見えませんので広くなっても問題有りません

6) もし紙が破れた〔切れた〕時は 重なる大きさで 手で切った物をDOPEで

 上から貼って下さい 手で切った紙の繊維がギザギザで目立たない 

 〔下の絹を切らない限り 強度的には大きな影響は出ません〕

可動翼の絹部分の紙張り終える

Kami006 

 

 

紙張りは 大きくても 小さくても 同じ手順です

全体の紙仮付けが終わってから DOPEにて最終の塗装下地を

行います

その都度、DOPE 処理を行うかはご自由です

追記

この重ね紙張りは可動翼も全塗装を行う場合です

絹張りのみの場合は絹の表面をDOPEとタルク仕上げをする必要が

有りますので仕上げ作業が面倒です〔ペーパー仕上げで絹を切ってしまう場合が有ります〕

紙張りを重ねる事によりペーパー仕上げが楽に出来ます〔紙部を削っても絹面は切れない〕

また 絹張りによる波が出にくく成ります

絹張りの特徴である中抜き波を出したい場合は 絹張りのみの方が良いでしょう

又 主翼色と色が合えば 色付きの絹で張る場合も有ります

参考追記

中抜け部(可動翼)を絹張りにするか その上から紙を張るかは 

外観の出来の好みです

重量感を出す場合は 紙を重ね張りにする場合が多いです

紙張りのみの可動翼は 10クラスでも 行った事は有りません 

強度的に持たないと思われますので 製作機体により考慮してください 

 

 

ブログメインへ戻る


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クラブ飛行競技会再競技(クラ... | トップ | 飛行場草刈り(クラブ情報) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿