☆ストーリー☆D・ホフマン主演による、ほろ苦いユーモアと恋の物語。ある日、飛行機事故にあい、倒れた座席に挟まれ身動きがとれなくなった敏腕TVリポーター、ゲイル。その燃える機内から彼女と乗客達を助け出したある男がいた。しかしその男は、泥だらけの顔のまま名も告げずに立ち去ってしまう……。表面的には都会派ラブ・ストーリーの形をとっているが、その内容は虚像渦巻くマスコミの世界を舞台に描く“ヒーロー”狂想曲。メディアが作りだした偶像に人々が振り回されてゆく様をシニカルな風刺劇として、そして華やかな表舞台とは無縁な所で自分の生き方を貫く男のしたたかさが、笑いとペーソスの中で浮き彫りにされてゆく。さらに、そういった“真のヒーローとは誰か?”といった社会問題的要素を背景に、恋愛を織りまぜ、第一級のエンタテインメント作品に仕上げている。
☆私の感想☆この映画も喉から手が出るほど感想を書きたかった。何十回と見ている作品である。
ダスティンフォフマンがこそ泥の役が超ハマっていた。
自分の裁判をされているのに、その場で弁護士の財布を盗むくらいに手が早い。
そんな男だが、飛行機事故の乗客全員助けてしまう。名前を言わずに。片方の靴を残して。現代版シンデレラみたいな感じだが、泥棒がシンデレラにはなれないという事が分かる。
その飛行機事故にマスコミ関係者が乗っていて、片方の靴を残して去ったと、「ヒーロー」におだてあげられる。
マスコミが懸賞金をかけて、靴の持ち主を探している所に、靴を持っていたホームレスがやってくる。
これがアンディガルシアだったりするのだが、こそ泥が飛行機事故の帰りに車で送ってもらった代わりに、もう一方の靴をこのホームレスにプレゼントしていたのだった。
懸賞金に目がくらんで名乗ったホームレスだが、飛行機事故のドキュメント番組などに出るにしたがって、罪悪感が出てきて、大勢の前でビルから飛び降りようとする。その時に、またこそ泥が助けに来る。
ここの所が一番感動する。本当のヒーローはいったい誰なのか。
表に出る人がヒーローとは限らない事を分からせてくれる映画だ。
私が思うのは、本当のヒーローは、心の中で信じたい人にだけヒーローと想われていれば、幸せなのではないかなと思った。
オフレコ(この部屋だけって意味だ。)で話すと、もう言葉に表せれないくらいに面白かった。
終わり方もかなり気に入っている。
動物園で、どこかの子供がライオンのオリに入ったので助けてくれと叫んでいた。
それをみてこそ泥が助けに行く所で終わるのだが、ボソッと一言言ったのが印象的だった。
「Watch my shoes 」翻訳すると、「靴を見ていてくれ」というのだ。
元はと言えば、この靴を片方なくした事で、散々な目にあっているので、最後もこうやって締めくくったのだ。
ユーモアがあり、こういうアメリカンジョークで終わる映画も面白いと思った。
これもホノボノと余韻が残って、子供は信じたのかもしれない。
誰が英雄で、誰が違うのか、見て確かめてみてはどうだろうか。
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ヒーロー 靴をなくした天使 (字幕)- 予告編
☆私の感想☆この映画も喉から手が出るほど感想を書きたかった。何十回と見ている作品である。
ダスティンフォフマンがこそ泥の役が超ハマっていた。
自分の裁判をされているのに、その場で弁護士の財布を盗むくらいに手が早い。
そんな男だが、飛行機事故の乗客全員助けてしまう。名前を言わずに。片方の靴を残して。現代版シンデレラみたいな感じだが、泥棒がシンデレラにはなれないという事が分かる。
その飛行機事故にマスコミ関係者が乗っていて、片方の靴を残して去ったと、「ヒーロー」におだてあげられる。
マスコミが懸賞金をかけて、靴の持ち主を探している所に、靴を持っていたホームレスがやってくる。
これがアンディガルシアだったりするのだが、こそ泥が飛行機事故の帰りに車で送ってもらった代わりに、もう一方の靴をこのホームレスにプレゼントしていたのだった。
懸賞金に目がくらんで名乗ったホームレスだが、飛行機事故のドキュメント番組などに出るにしたがって、罪悪感が出てきて、大勢の前でビルから飛び降りようとする。その時に、またこそ泥が助けに来る。
ここの所が一番感動する。本当のヒーローはいったい誰なのか。
表に出る人がヒーローとは限らない事を分からせてくれる映画だ。
私が思うのは、本当のヒーローは、心の中で信じたい人にだけヒーローと想われていれば、幸せなのではないかなと思った。
オフレコ(この部屋だけって意味だ。)で話すと、もう言葉に表せれないくらいに面白かった。
終わり方もかなり気に入っている。
動物園で、どこかの子供がライオンのオリに入ったので助けてくれと叫んでいた。
それをみてこそ泥が助けに行く所で終わるのだが、ボソッと一言言ったのが印象的だった。
「Watch my shoes 」翻訳すると、「靴を見ていてくれ」というのだ。
元はと言えば、この靴を片方なくした事で、散々な目にあっているので、最後もこうやって締めくくったのだ。
ユーモアがあり、こういうアメリカンジョークで終わる映画も面白いと思った。
これもホノボノと余韻が残って、子供は信じたのかもしれない。
誰が英雄で、誰が違うのか、見て確かめてみてはどうだろうか。

ヒーロー 靴をなくした天使 (字幕)- 予告編